「プリズン・ブレイク」日本語吹き替え版マイケル・スコフィールド役 東地宏樹にインタビュー!(その3) シーズン5の魅力は「ヒーローたちが帰ってくる醍醐味」

「プリズン・ブレイク」で、これまで5シーズンにわたり主人公マイケル・スコフィールド役を担当してきた声優の東地宏樹にインタビューを行った。

今回はその3回目。

第1回目、2回目の記事はこちら↓↓

「プリズン・ブレイク」日本語吹き替え版マイケル・スコフィールド役 東地宏樹にインタビュー!(その2) 長く続いたシリーズならではの声優陣の絆を語る

2017.08.08

「プリズン・ブレイク」日本語吹き替え版マイケル・スコフィールド役 東地宏樹にインタビュー!(その1) 死んだはずのマイケルが生きていたと聞かされたときの気持ちは?

2017.08.06
シーズン5で印象に残っているシーンは?

冒頭ですね。シーズン1の最初のシーンで、入れ墨が動き出すじゃないですか。今回も、目だったり特徴的な入れ墨からスタートするっていうのに鳥肌がたつというか。ああいうのは、作り手側もこれでいこうぜっていうのがあるのが印象的ですよね。

人気漫画「ワンピース」がハリウッドで実写ドラマ化するというニュースが最近発表されて、プリズン・ブレイクのプロデューサーのマーティ・アデルスタイン氏が制作を手掛けるそうですが、どうなると思いますか?

面白い作品になる可能性が高いんじゃないですか。ワンピースはもともと作品が上手く出来上がっているから、それをドラマにしてどう魅せるかっていうところが勝負だと思うけど、スピーディーな展開とかが得意だったりするから、いいんじゃないですかね。

僕は出れる可能性はなさそうですけどね。ワンピースのキャスティングのままいきそうですから。日本のコンテンツをそうやって海外ドラマにするっていうのは誇らしいし、ドラマにするのは良い選択だなと思いますね。

このシリーズの魅力は何だと思いますか?

一言で言うと、やっぱりスリル。スピーディーな展開に皆さんついて行けるでしょうかっていうところなんですけど、薄々分かるようなことでも「あ、そうだったのか」というふうに少しずつ解けていったりするんで。まぁでも、間違いなく面白いのはスピード感ですかね。

あとは、シーズン1からシーズン4まで観てくれた方々が待ち望んでいたものとして応えられる作品であるっていうのがやっていて安心したところなんですけど。本当にちょっとしたお祭りだったらどうしようって思っていたんですけど、ちゃんとなってるんで。

 

これまでのシリーズとシーズン5の違いはどういったところですか?

一番は、ヒーローたちが帰ってくる醍醐味ですね。でも、都合が良い話もありますよね。「シーノート、そんなことしてたんだ」っていう場面があったりしてちょっと都合良いなって思うことはありますけど、皆集まって協力するんだっていう姿が、昔観た仮面ライダーとウルトラマンが共演するような、しばらく経ってこういう人達が出てきて紡ぐシーズン5っていうのは今までの続いてた流れとは確実に違うんで、そこを楽しんでもらいたいですね。

シーズン5から出なくなってしまったキャラクターもいますが、どう思いますか?

出てほしいキャラクターは、ベリックとかアブルッチとか、若本さんのティーバッグがすごく脚光を浴びちゃいましたけど、それに負けるとも劣らないキャラクターがたくさんいて、まぁベリックは死んじゃってたし、アブルッチは出てこられても切ないというか。小川真司さんがやられてて、もう亡くなられてしまったので。

逆にそういう場合出てこられると後でやる方も複雑だったりするし、こっちとしてもやっぱりそっちで観たかったっていうことがあるから、出てこなかったっていうことは不幸中の幸いかなと吹替やる側は勝手に思ったりはしたんだけど、もし存命だったら、もし出てたら一緒に共演したかったっていうのはありますし、そういう魅力的なキャラクターですね。

あと、マホーンとかも出てきたら面白かったのにとは思いますけど、マホーンが出てきたら12話じゃ解決できないんじゃないですかね。

もしシーズン6があるとしたら、どんな展開を期待しますか?

もしあるとしたら、それこそ何年も先ですよ。「フルハウス」が結構な年月が経ってからやるじゃないですか。つまりは、僕に息子の役がいるじゃないですか。彼が大きくなって、遺伝しているなら、彼がそういう脱獄というか、まあプリズン・ブレイクですね。そういう状況になった時に出れるかどうかっていうぐらいの続編があったらいいなと思ったりします。遺伝してますよね、間違いなく。すんごい二枚目で、女の子みたいに可愛い子なんで。

 

最後に、東地さんにとって「プリズン・ブレイク」とはどのような作品ですか?

別のインタビューされたときに「吹替とは?」と聞かれて「宝くじ」って言ったんですけど、まず「プリズン・ブレイク」も宝くじなんですよね。なんか当たったっていう。僕は別にその時に脚光を浴びたキャリアのある人間でもなくて、「プリズン・ブレイク」も海のものか山のものか分からないパイロット版で、この後どう作るかっていう状態できたものをキャスティングしていただいてスタートしたので、それがこんなに当たる作品だったっていうことで。

まだその頃はネットがそんなに繁栄されてないので、「これ誰がやっているんだ」っていうのでやってました。指切っちゃうとかテレビで放送されないんじゃないかっていう残酷なシーンが結構あったりして、無理だなって言ってたのに日テレが深夜にやってくれたおかげで一気にいったんで、僕にとってはやっぱり代表作として、ほんと宝くじのような当たったってかんじですね。