「プリズン・ブレイク」日本語吹き替え版マイケル・スコフィールド役 東地宏樹にインタビュー!(その2) 長く続いたシリーズならではの声優陣の絆を語る

「プリズン・ブレイク」で、これまで5シーズンにわたり主人公マイケル・スコフィールド役を担当してきた声優の東地宏樹にインタビューを行った。

今回はその2回目。

1回目の記事はこちら↓

「プリズン・ブレイク」日本語吹き替え版マイケル・スコフィールド役 東地宏樹にインタビュー!(その1) 死んだはずのマイケルが生きていたと聞かされたときの気持ちは?

2017.08.06
本作品は、キャラクターそれぞれに個性が強いというのが見どころの一つだと思うのですが、役作りはどうやってされていますか?

勝ち負けではないですけど、マイケルは作戦を立てるリーダー的存在だから、そこでのリーダーシップをとるということを意識はしてますけど、大体上手くいかないからピンチになったりするわけなんですよね。

あとは、個性的なキャラクターたちが出してくれるものを現場で引き受けてやるっていう。何の現場でも一緒なんですけどね。要は、家で練習していても一緒の吹替の人たちの声は聞こえてこないので、初めてそこで一回リハーサルをさらせていただいて、人の声が聞けて、こうやればいいんだっていうのが分かって本番という形をとっているので、今回の新キャラクターの人達も若手の人が多いんですけど、すごくしっかりしているというかちゃんとできる方が多かったんで、こっちもそんなこと気にせず普通にやっていればいいんだという感じで自由にやらせてもらえて、いいキャスティングだったと思います。

それから、テンポがかなり速かったんで、ついていけるように分かりにくいところを分かりやすくした方が良いんじゃないかなって思ったりもしました。ただ、12話で完結しなくてはいけなかったんで、キャラクターの出入りが激しかったりしたんで、それをこっちができることならというのは心がけてはいました。

 

これまでのシリーズで死んでしまったキャラクターもいれば、新しいキャラクターもいますけれども、個人的にお気に入りのキャラクターはいますか?

「ジャ」っていう名前のキャラクターがいるんですけど、最初出てきたときとは、そうではない終わり方をするので、こういうやつだって人間らしいんだなと。皆思い思いの脱獄をした後にどうなるのかっていうのはそれぞれに違うんですけど、そういうのは魅力的なキャラクターだなと思いました。

 

作品は毎回予想できないハラハラドキドキな展開がありますが、東地さんご自身も台本を読んで驚かされることはありましたか?

一番驚いたのは、生きていた理由については「え!こうきたか!じゃあ、しょっちゅうそんなことしてたの?」っていう驚きはありました。「大変だね」って言うしかないんですけど、「あら、まあ」と思いましたね。「そんなことだったのか。お疲れさん」っていう感じがしました(笑)

 

東地さんは声優だけではなく俳優としてもご活躍されていますが、俳優としてのウェントワース・ミラーをどう思いますか?

どちらかっていうと脚本の方にいきたいっていうのがあってあまり他の作品に出ないし、そういう役者さんは他にもたくさんいらっしゃいますけど自分がゲイであることをカミングアウトしたり、こっちからしてみたら俳優に対しての志がどの程度あるのか分からないですけど、「プリズン・ブレイク」に関しては揺るぎないものを確実に持っていると思うんですよ。坊主で二枚目の頭脳明晰というキャラクターは彼で良かったんだろうなって思うし、彼に当てられる喜びはすごく感じますね。

 

東地さんご自身はマイケル・スコフィールドとの共通点はお持ちですか?

ないですね(笑)

まぁ、マイケルって、「プリズン・ブレイク」の本編の方で言われてた、病気の名前は忘れましたけど、人を助けたい病みたいなものがあって、「なんだこの病気」って僕は思ったんですけど(笑)僕もどっちかといったら人が好きなので、人に何か言われたらその人が良い人であれば助けてやろうっていうようなところはもしかしたら似てるかもしれません。

 

長くシリーズを続けていて、見えてくるものはありますか?

繋がりですね。見えてくるものというか、一緒にやる吹替陣の絆というか。これだけ間が空いても、一緒にやれば一発でその世界に戻れるというのは自分でもやっぱり「ああ」っていうふうに思いましたね。そういうのは有難みですね。

先輩方がやっている作品でそうやってリバイバルがあるじゃないですか。そういうことが、今自分がやっている作品でも起こればいいなあなんて思うとさらに気が引き締まりますよね。当たり前ですけど、どれが当たるか分からないので、一本一本ちゃんとやって当たればこういうご褒美がもらえるのかなっていうのは今回やって思いました。

 

今回、シーズン5で一応終わった形になっていますが、シーズン6を制作することになったらまた出演したいですか?

シーズン5をやる時に「嘘だろ」って思った記憶があるんで、もう6はやります!

「なんでもやりますよ」という感じです。もしあるなら(笑)。

(その3)に続く。