「プリズン・ブレイク」シーズン5、復活の裏にはウェントワース・ミラーの作品愛があった

2005年から2009年までに放送された“脱獄ドラマ”として人気を博した「プリズン・ブレイク」。死刑判決を受けた無実の兄リンカーン(演:ドミニク・パーセル)を救出するため、弟マイケル(演:ウェントワース・ミラー)が刑務所に入り、兄を連れて脱獄を企てるという手に汗握る展開に、日本を含む全世界が熱狂した。

海外ドラマと言えば「プリズン・ブレイク」というほど、日本における海外ドラマブームの中核を担った本作が、約8年ぶりに復活すると報じられたのは一昨年夏のこと。そして昨年1月、米FOX局が製作を正式に発注し、いよいよ4月4日より全米で放送がスタートする。

主役マイケルを演じたミラーと、兄リンカーン役のパーセルはもちろん、サラ・ウェイン・キャリーズ(サラ役)やアマウリー・ノラスコ(スクレ役)、ロバート・ネッパー(ティーバッグ役)など、お馴染みのキャストが総出演するということで大きな注目を集める本作は、いかに復活したのか?

米映画サイト「Moviefone」が、マイケル役のウェントワース・ミラーにインタビューしている。

語るべき物語がもっとある

ミラーとパーセルの2人は、2014年に米CW局で放送中のDCコミックスを原作としたドラマ「THE FLASH/フラッシュ」に、キャプテン・コールドとヒートウェーブとして登場。そこで共演したことがきっかけでミラーは、“「プリズン・ブレイク」を復活させる”という想いを抱くようになった。復活についてパーセルと話し合った時の気持ちを次のように振り返っている。

僕は、語るべき物語がもっとあるように感じていました。また個人的で、しかも自己中心的だと思うのですが、僕はドミニクと仕事をするのが好きなんです。僕らには何か繋がりがあるように思います。彼と一緒にいると、心が安らぎ、リラックスできるのです。他の共演者では感じられない安心感を、彼から感じられます。ですので、再び『プリズン・ブレイク』をやるというアイディアは、僕らにとって非常に大切なことでしたし、ドミニクと再び仕事ができるということ、心を込めて、必死に打ち込める作品に携われるということは、僕にとって大変意味のあることだったのです

ファンからの声が実現を前押し

ミラーにとって非常に意味のある作品だという「プリズン・ブレイク」だが、番組のファンたちが作品を今もなお愛し続けてくれていることも、番組復活に大きく影響しているという。ミラーは続けて、ある1人のファンとのエピソードを教えてくれた。

少し前、飛行機から降りていた時にある女性が話しかけてくれました。彼女は当時、『プリズン・ブレイク』を観ながら、(病気の治療のための)化学療法を受けていたそうです。僕らの番組が、当時の彼女の楽しみの一つだったと教えてくれました。僕は、そういったファンの話をたくさん聞いてきました。そういったファンの声は、僕たちがしていること(番組の復活)が重要だということを再確認させてくれたのです。エンターテインメントやストーリーテリングというものは、非常に大切なことだと思いました

番組終了から8年という歳月が経ちながらも、新たなエピソードを携え帰ってきた「プリズン・ブレイク」。数多くの番組が鎬を削る米TV界に再び戻ってこられたのは、出演者とファン双方の愛があったからこそだろう。

リリース情報:

「プリズン・ブレイク シーズン5」

ブルーレイ&DVD 8.11リリース(予定)※字幕版・吹替版収録
デジタル配信(字幕版) 4.11より順次配信中
デジタル配信(吹替版) 8.11リリース(予定)

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