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イントロダクション

禁断のレズビアンの世界をディープに描き、その過激で大胆な描写が話題を呼んでいる『Lの世界』。米国TV史上、初めて本格的にレズビアンの世界を描いたドラマとして、アメリカでも高く評価されている本作だが、そのアメリカ以上に人気が盛り上がっているのが日本だ。シーズン6でファイナルを迎えることが既に決定しているだけに、このシーズン5は一層注目を集め、心待ちにしていたファンも多い。

そんな待望のシーズン5は、これまでになくポップでガーリーなムードが作品全体を包んでいる。シーズン4で持ち上がったジェニーの小説『レズ・ガールズ』の映画化が本格始動。シーズンを通してこの映画が完成するまでが描かれていく。転んでもタダでは起きないジェニーが驚異的な復活劇を展開し、監督の座にまでのし上がったことで、彼女のハイなテンションが作品作りにも反映されていると言える。『プリティ・ウーマン』並にゴージャスなショッピングを繰り広げたり、みんなでパーティで弾けたり。そんな姿には素直にワクワクさせられる。毎回冒頭では映画に関係するストーリーが語られ、そこではキャストたちがこれまで見せたことのない顔を披露したりするので、その辺りの演出にも注目。『チャーリーズ・エンジェル』に扮したシェーンの姿などは必見だ。

もちろん、これまで描いてきたレズビアンたちの人間模様もしっかりと描かれている。ファンが待ち望んでいたベットとティナの復縁もこのシーズンでいよいよ実現。しかしそう簡単に元のサヤに戻れるはずもなく、2人が一緒になるためには痛みも伴う。こういった恋愛におけるリアルな描写はシーズン5でも健在だ。自分の生き方を反省し、なんとかしようと奮闘するシェーン、自分と価値観の違う相手とのロマンスに悩むアリス、自分の夢の実現に有頂天になって行き過ぎてしまうジェニー。それぞれに共感を覚えるポイントがあるはずだ。

『Lの世界』と言えば、豪華なゲストスターやリアル・レズビアンを積極的にキャストすることで知られるが、シーズン5でも、『トップガン』や『告発の行方』で知られるケリー・マクギリスが、アリスの恋人ターシャを追訴する軍の弁護士役で登場。マクギリスと言えばこの4月にレズビアンであることをカミング・アウトしたばかり。このエピソードの撮影中はまだ公式にはレズビアンであることを認めていなかっただけに、彼女が演じるキャラクターを現実と照らし合わせてみると実にリアルだったと分かるだろう。また、女優キャスリーン・キーナーの妹エリザベス・キーナーや、フィリス役のシビル・シェパードの実の娘、クレメンタイン・フォードがモリー役で登場するなど、今シーズンは“セレブの身内”女優の顔ぶれが豊富なのも特徴だ。