glee ファイナル・シーズン
INTRODUCTION イントロダクション

世界で日本で大ヒットのミュージック・ドラマ ついにフィナーレ!

初期メンバーが“あの場所”に帰ってくる!

 2009年に全米で放映されるやいなや、世界中で一大ムーブメントを起こし、日本でも多くのファンを獲得し続けるミュージック・ドラマ『glee/グリー』が、ついにファイナル・シーズンに突入。前シーズン(シーズン5)では、故郷のライマを飛び出し、ニューヨークで共同生活を送りながら夢を追っていたグリークラブのメンバーが、別々の道を進むことを決断したところで幕を閉じた。しかし、本シーズンでは様々な理由により彼らが帰郷。レイチェルをはじめ、元グリークラブのメンバーたちが、廃部になってしまったマッキンリー高校のグリークラブを復活させようと、奔走していく。だが、旧友はライバル校のコーチに、恩師は強豪校のコーチになっており、三つ巴の親友&師弟対決に発展。ライバル同士になってしまった彼らは、一体どうなってしまうのか…。
 指導者となり、クラブを再生させようと部員を集めるレイチェルたちの奮闘は、かつてのウィルの姿と重なり、生徒だった頃の彼女たちと思い返すと、感慨深いものがある。また、初期メンバーが古巣の音楽室に集結している姿は、それだけでも胸が高鳴る。その他にも、夢破れ絶望したレイチェルが、仲間たちによって希望を取り戻していく様子や、カート&ブレイン、サンタナ&ブリトニーの恋が決着するなど、シリーズ史上最も見所があるシーズンになっている。
 大人になり、一段と逞しくなった(それでも問題ばかりの…)彼女たちが掴む“未来”とは一体どんなものなのか?『glee/グリー』らしい予想外の驚きと感動のフィナーレまで目が離せない!

誰も知らなかった、もうひとつの始まりの物語が明らかに!

 本シーズン第12話の冒頭、意気揚々と帰宅したウィルは「自分がグリークラブを引き継ぐことにした!」と宣言。それを聞いた妻の表情が鬼のようになり…。そう、これはもはや伝説となったシーズン1の第1話のストーリーである。ファイナル・シーズンには、シーズン1の第1話のストーリーを別の角度から捉え、2009年のグリークラブ結成の裏に隠された知られざる物語を描くエピソードが登場する。あの日あの時あの場所で、レイチェル、カート、メルセデス、ティナ、アーティはどんなことを考えて高校生活を過ごし、どんなきっかけでグリークラブへの入部を決めたのだろうか…。今まで語られなかった彼らの心情が、細やかに映し出される。
 ところで6年前にそんな映像を撮っていたの?と疑問が沸くかもしれないが、このエピソードは現在の役者たちが、当時を再現したもの。高校生役に無理があるのも愛嬌、それはそれでファンにとっては楽しく、むしろ彼らの成長と6年という時間に思いを馳せると、様々なシーンがまぶたに浮かぶはずだ。このエピソードは、当時の「Don‘t Stop Believin’」のパフォーマンスで締めくくられる。そこには、2013年7月に急逝した、フィン役のコーリー・モンテースの姿があり、観る者は時の流れという不可避なものに対しての痛みを感じながらも、同時に過去の輝きが一瞬にして蘇えることに感動するだろう。
 レイチェル役のリー・ミッシェルが、彼の2周忌にこんなツイートをしている。「あなたがくれた、笑顔や喜びを思い出している。その思い出はいつも心の中にあって、それを取り出す度にとても愛おしい気持ちになるわ」
 この言葉は、私たちが経験した6年間の特別な時間は終わっても、いつまでも心に『glee/グリー』が残り続けるという想いと、きっと同じはずだ。

ついにあの曲が登場 新旧最高のラインナップが実現

 毎シーズン、意外な選曲で観る者を驚かせてくれる本作。ストーリーに最も合うという基準でオールタイム&オールジャンルから選曲されているので、「次は誰のどの曲が飛び出してくるのだろう」と想像する楽しみもあるし、そのシーンにぴたりとシンクロしているので感動が倍増するのも、大きな魅力だ。
 本シーズンの第1話では、ついに『アナと雪の女王』の「Let It Go」が登場!この曲を壮大に歌い上げるのはレイチェルだが、実は彼女の母親役を演じていたのは、本家“レリゴー”のイディナ・メンゼル。まさに歌われるべくして歌われた曲と言えるだろう。夢破れボロボロになりながらも、グリークラブを復活させようと決意するレイチェルと、強い意思表明を歌った曲の世界感がリンクする、最高のセレクトだ。
 その他、「Problem」(アリアナ・グランデ feat. イギー・アゼリア)、「Sing」(エド・シーラン)「Chandelier」(シーア)から、「(They Long to Be) Close to You」(カーペンターズ)「Time After Time」(シンディ・ローパー)「I Feel the Earth Move」(キャロル・キング)「Take On Me」(a-ha)「Daydream Believer」(モンキーズ)まで、数え上げればきりが無いほど新旧の素晴らしい楽曲が登場する。
 いじめ、スクールカースト、人種やマイノリティへの差別……そんな様々な問題を跳ね返してきた音楽の力。そして喜びを、より強い喜びにしてくれた音楽の力。その魔法は、最終話のラストカットまで、光を放っている。