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 2009年にアメリカで放送が開始されて以来、世界中でセンセーションを巻き起こし続ける話題のミュージック・ドラマ『glee/グリー』。
世界中でgleekなるファンを生み出し、もはや青春ドラマという枠を超え、幅広い世代から愛される人気No.1ドラマと言っても過言ではない本作だが、シーズン2に突入してもその勢いは留まる事を知らず、ますますパワーアップしている。
 オハイオの田舎町にあるウィリアム・マッキンリー高校で、負け犬扱いされているグリー部。生徒たちはそんな環境に半ば諦め、半ばあがき、それでも歌うことで自分らしさを模索していく。いじめられ、バカにされ、どんなに悩んでも決して負けない彼らのパフォーマンスは力強く、前向きなパワーにあふれ、見る者に大きな勇気と元気を与えてくれる。
 実力派のキャストたちが歌う『glee/グリー』の楽曲はそれだけで大きな魅力であり、このドラマをきっかけにショウ・クワイアーに魅了された人も続出している本作だが、このドラマが大きな感動を与えているのは、その根底に常にポジティブなメッセージが込められているからに他ならない。

『glee/グリー』にはゲイや障害者など、いわゆるマイノリティに対するエピソードも多数登場するが、そこには痛烈なブラック・ユーモアと共に、“自分らしくあれ”というシンプルだが力強いメッセージが存在する。例えばこのドラマでも1、2を争う人気キャラクターであるゲイの少年カート。アメリカのエンターテインメント作品を見ると、ゲイであることは比較的大らかに受け入れられているように見えるが、現実にはまだまだ差別と偏見にさらされているのが実情だ。ドラマの舞台となっているオハイオの片田舎の高校に通うカートが、学校で唯一ゲイであることをカミングアウトしている存在というのは決して大げさな話ではなく、むしろ誰にも言えずに悩んでいる人の方が圧倒的に多い。このドラマではそんな世界中に存在するカートに、そしてコンプレックスや何らかの事情で他人の目を気にして自分らしく振舞えない人全てに、自分らしくあっていいのだと語りかけているのだ。
 その強いメッセージ性を絶妙なユーモアに転化する卓越したストーリーテリングがあればこそ、『glee/グリー』は幅広い年代から支持されるドラマになっているのだ。
 それは賞レースにも如実に現れ、青春ドラマとしては異例とも言えるゴールデン・グローブ賞の作品賞を筆頭に数々のTV賞を受賞・ノミネートされることに繋がっている。これはいかに『glee/グリー』が革新的かつ普遍的なテーマを持った一流のエンターテインメント 作品であるかという大きな証明と言えるだろう。

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 シーズン2に突入し、ドラマにゲスト出演するスターたちもパワーアップ! 第1話で早速登場するのはアジアの歌姫シャリース。レイチェルが危機感を覚えるほどの実力を持った転校生をキュートに演じ、ドラマの後半にも登場する。ブリトニー・スピアーズへのトリビュート的エピソードとなる第2話ではブリトニー自身も出演している。第5話の『ロッキー・ホラー・グリー・ショー』には映画版『ロッキー・ホラー・ショー』のブラッド役、バリー・ボストウィックとエディ役のミートローフが出演。その皮肉が利いたキャラクターは映画版のファンなら思わずニヤリとしてしまうはず。さらにエマの新しい恋人カール役で、『フルハウス』や『ER 緊急救命室』でお馴染みのジョン・ステイモスが登場するほか、シーズン1で強烈な印象を残したエイプリル役のクリスティン・チェノ ウェスやジェシー役のジョナサン・グロフも再登場。有名キャスターのケイティ・クーリックまで本人役で出演するなど幅広いゲストがドラマを盛り上げていく。そんな中、最も印象的なゲストが代理教師ホリー・ホリディ役で登場するオスカー女優グウィネス・パルトロウだ。劇中驚くべき歌声を披露し、数話に渡ってゲスト出演した彼女は、今年の第63回エミー賞でも最優秀ゲスト女優賞を受賞。さすがの実力を発揮した彼女の歌と演技は要注目だ。

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 『glee/グリー』で一気にブレイクしたキャストたちも活躍の幅を広げている。ウィル役のマシュー・モリソンとパック役のマーク・サリングは歌手としてアルバム・デビュ ーも果たし、マシューは最終話で自身の曲も披露。サンタナ役のナヤ・リヴェラもCDデビューの準備中だ。
 レイチェル役のリー・ミッシェルは今冬公開のゲイリー・マーシャル監督作『ニューイヤーズ・イブ』でアシュトン・カッチャーの相手役に抜擢され、レイチェルとはまた違った魅力を見せている。クイン役のディアナ・アグロンは『アイ・アム・ナンバー4』に、フィン役のコーリー・モンテースは『Monte Carlo』にそれぞれ出演。アーティ役のケビン・マクヘイルとブレイン役のダレン・クリスはケイティ・ペリーのPV『Last Friday Night』に登場して話題を集めた。さらに番組一の人気者と言っても過言ではないクリス・コルファーは『Struck by Lightning』で本格的な映画初主演を飾ると同時に脚本家デビューも果たし、その多才さを大きくアピールした。また、今年の第63回エミー賞ではスー役のジェーン・リンチが司会を担当。元スタンダップ・コメディエンヌの本領を発揮し、会場を大いに盛り上げた。

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 『glee/グリー』にとって音楽はドラマのもうひとつの主役。数々の名曲をカバーしたサウンドトラックは、全てが大ヒットを記録し、ビルボードのシングルチャートでザ・ビートルズやエルビス・プレスリーを抜き、通算チャートイン記録1位の大記録を達成した。
 シーズン2でもレディ・ガガやケイティ・ペリー、マイ・ケミカル・ロマンス、ジャス ティン・ビーバーらのヒット曲から、マイケル・ジャクソンやスティービー・ワンダー、ローリング・ストーンズといっ た大物ミュージシャンの楽曲、そしてもちろんミュージカルや映画音楽など多彩な音楽満載で見る者を魅了する。
 映画『ロッキー・ホラー・ショー』をテーマにしたエピソードや、実力派バンド、フリートウッド・マックのアルバム『噂』 をトリビュートしたエピソードなど、通な映画好き・音楽好きも唸らされるチョイスも『glee/グリー』らしいセンスにあふれている。
 またウォブラーズという、ニュー・ディレクションズとはまた違ったハーモニーでファンを魅了するグループが誕生したことも『glee/グリー』人気に拍車をかけた 。夏の間にキャストたちが出演する『Glee Live』は1年目の全米4都市から世界4ヶ国、39公演と大幅にグレードアップし、それでもソールドアウト続出とい う人気ぶり。ついにはそのコンサートの模様とファンの姿を追ったコンサート映画『glee/グリーザ・コンサート 3Dムービー』も製作され、日本でも熱狂的なファンの声を受け公開された。2週間の限定公開ながら、初日には日本のgleekがこぞって劇場にかけつけ、一大イベントとなったことも記憶に新しいだろう。