『FARGOファーゴ 始まりの殺人』

イントロダクション

コーエン兄弟製作総指揮で描く【シリーズの起点】となる物語

世界中の映画ファンを魅了し続けるジョエル&イーサン・コーエン兄弟が、1996年に初めてアカデミー賞(R)を受賞した傑作クライム・サスペンス『ファーゴ』。その後、彼らが自ら製作総指揮を務め、全く新しいオリジナル・ストーリーとして製作されたTVシリーズ「FARGO/ファーゴ」は、2014年4月より米ケーブル局FXで放送が開始された。その完成度の高さから圧倒的な支持を集めたシリーズは、エミー賞作品賞、ゴールデングローブ賞作品賞をW受賞。全米のみならず、全世界で大きな話題となった。そんな絶大な評価を誇るTVシリーズの第2弾が「FARGO/ファーゴ 始まりの殺人」である。

映画版は1987年、前シリーズは2006年の事件を描いたのに対し、本作ではその2つよりも前に起きた、1979年の事件が描かれる。ストーリーは、ある夜、人をひき殺してしまった平凡な美容師が、夫と一緒に死体を隠蔽するが、それが街一帯を牛耳るマフィアの息子だったことにより、マフィアたちの抗争に巻き込まれてしまう――というもので、再び平凡な人々が引き起こす、想像もできない事件が描かれていく。クライマックスでは、前シリーズで過去の惨劇として語られていた“スーフォールズの大虐殺”が描かれ、映画とシリーズで繰り返されてきた、ファーゴにまつわる悲劇の始まりの物語ともいえる内容だ。

前シリーズに引き続き、製作総指揮はコーエン兄弟。主演に抜擢されたのは、近年、『メランコリア』(‘11)でカンヌ国際映画祭の女優賞に輝くなど、実力派女優としての地位を確立するキルスティン・ダンスト。さらに、ジェフリー・ドノヴァン(「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲」)やパトリック・ウィルソン(『インシディアス』シリーズ)など豪華キャストが集結。本シリーズの醍醐味ともいえる、次々と連鎖していく予測不可能なストーリー展開は健在で、前作を超えるクライマックスに向けての盛り上がりは圧巻だ。全米放送時、批評家たちから大絶賛された本作は、前シリーズに続き、2016年エミー賞15部門ノミネート2部門受賞、ゴールデン・グローブ賞3部門ノミネートほか、数多くの賞を受賞。早くも新シリーズの製作も決定し、2017年に『トレインスポッティング』の続編への出演が予定されているユアン・マクレガーが、一人二役で主演を務めるということでも大きな話題となっている。ますます盛り上がりをみせる「FARGO/ファーゴ」は、留まるところを知らない!

『ファーゴ(1996)』BD&DVD好評発売中/『FARGO/ファーゴ(2014)』DVD好評発売中

STORY

前作からさかのぼること27年前。すべての悲劇の始まりとなる事件があった―。

1979年、ノースダコタ州ファーゴ。美容師として働くペギーは、ある夜、人をひき殺してしまう。追い詰められたペギーは、夫と一緒に死体を処理し、隠蔽工作をする。しかし、それは街一帯を牛耳るマフィア、ゲアハルト・ファミリーの息子だった…。
息子が失踪したことを知ったゲアハルト・ファミリーは、捜索を開始。時を同じくして、カンザスシティのマフィアが、ファーゴに進出してくる。彼らは、ファミリーの息子を見つけ出し、利用しようとするのだった。消えた男〈死体〉をめぐって壮絶な争いに突入する2組のマフィア、そして警察。平凡な夫婦は、その戦争の渦の中心となってしまうのだった。果たして彼らの運命は――。
シーン