マイケル・ウェスティン Michael Westen

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SEASON4 INTERVIEW

――シーズン4はどんな展開になっているんでしょうか。

「シーズン4ではロバート・ウィズダムが演じる新しいキャラクター、ヴォーンが登場するので、注目して欲しいな。彼はもともとマイケルを解雇した組織の人間なんだけど、いまはスパイの仲介者のようなことをしている。その彼がマイケルに仕事を依頼してくるんだ。“自分たちに反発するより、一緒に組んだ方が賢い選択だぞ”ってね。マイケルは抵抗を感じながらも、彼からの仕事を受けるようになる。だから、シーズン4のマイケルはこれまでのように“誰が自分をクビにしたのか”という理由を追求するのではなく、自分を解雇した組織との駆け引きが中心になってくるんだよ」

――フィオナとサムとの関係は?

「シーズン3でマイケルはフィオナを失いかけ、サムとの友情も崩壊寸前までいってしまった。だけど、そのおかけで自分の家族はマデリンとネイトだけじゃなく、サムもフィオナも家族同然の存在だって気づくことができたんだ。皆それぞれ欠点はあるけれど、だからこそ3人で一緒にいるべきだってね。だから、シーズン4ではサムともフィオナともどんどん絆が深まっていくよ。ただ、マイケルにとっての一番の目標は組織の仕事に復帰すること。そのせいでぎくしゃくすることもあるんだけどね」

――新しいキャラクター、ジェシーも仲間入りしますね。

「ジェシーはマイケル同様、解雇されたスパイなんだ。彼も自分を解雇したのか誰かを探っている。彼の加入で、マイケルとサムやフィオナの関係も危うくなってくるよ」

――フィオナとの恋愛はどうなんでしょう?

「このシーズンでのマイケルとフィオナは何度も別れるかどうかの瀬戸際までいくんだけど、最終話では彼らの愛が本物かどうか、一目瞭然って場面があるので、そこをチェックしてもらいたいな。視聴者のみんなにしてみたら、二人が一緒になってくれるのが理想形だろうけど、どちらも不完全だから、もし一緒になったところで、常に危険に見舞われることになるだろう。僕としては、そうなるぐらいだったら、別れた方が安全なんじゃないかなと思ってしまうけどね(笑)」

――マデリンがシーズン3から大活躍していますが、このシーズンでは?

「これまでのマデリンは、マイケルの過去に執着していた。だけど、彼が人助けのためにいろいろ危険なことをやっているってことに彼女も気づき始めている。もちろん、もろ手を挙げて、協力ってわけではないんだけど、渋々、手伝ったりしていくよ」

――シーズン4の中で、お気に入りのエピソードを教えてください。

「第3話は自分で監督にも挑戦した自信作だ。大好きな俳優であるネストール・セラノをキャスティングできたのもすごくうれしかったよ。みなさんにもぜひ、僕の主演且つ監督作を見てもらって、この思いを共有して欲しいな」

SEASON3 INTERVIEW

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―シーズン3の見どころを教えてください。

「シーズン2の最終話で、マイケルは上層部の誘いを振り切って、ヘリコプターから飛び降りてしまった。これってすごく重要なことなんだ。彼らが守ってくれなかったら、誰がマイケルを守る?それまではいつも企業や政府、何かの組織のために仕事してきたマイケルにとって、それはすごく大きなリスクを背負うことを意味しているんだ。おかげで、今シーズンのマイケルは襲い掛かる脅威のレベルがとても高くなってる。組織のことを心配しなくてよくなった代わりに、ソビエト時代の悪党や、中東の奴ら、その他すべての人間を疑うはめに陥る。結局、そのせいでマイケルは自分の周囲の人みんなに対して被害妄想気味になるんだけど、それがこのシーズンをすごく面白くしているところであり、特徴でもあるんだよ」

―ユニークなスパイ工作が話題ですが、印象に残っているものはありますか。

「あれって、全部、本物のスパイにコンサルトしてもらっているんだ。つまり紹介しているテクニックはすべて本当のスパイのお墨付きなんだよ。特に気に入っているのは今シーズンの第12話だ。シュガーっていう悪党を救おうとして、電子レンジを使うんだけど、レンジは通常、絶対、爆発しない仕組みになっている。だけど、その安全装置を外して、可燃性のスプレー缶やなんでもかんでもフォークやナイフを入れて、“ポップコーン”のメニューボタンを押すと、3分後にはそれが爆弾になってしまう仕掛けだ。よい子は真似しないでね(笑)」

―アクション・シーンに関してはいかがでしょう。

「格闘シーンを撮影する時はいつでも、結局、脚本家は僕に何を求めているのかっていうことを意識するようにしてる。彼らが頭で考えたものを体で表現するのが僕の役目だからね。例えば、マイケルが2人の敵を相手にしなければならないとしよう。2対1でどう戦い、それをどう見せるのか。その動きを考える作業は僕にとって楽しみの一つなんだ。実際には、2人の人間と一度に戦うことはできないから、一直線に並べることによって、ひとりずつと戦うことにする、とかね。アクション・シーンだってどうすればリアルに見えるか、知恵を絞っている。だから、スパイ工作に感心する人も多いけど、実は戦闘場面だって、かなり実践向きといえるだろう。もし誰かと戦うことになったら、ふたりとは一度戦えないから、一直線に並べなくてはいけない、という考えができるようになるからね。そんなところもこのドラマが面白がられている要因なんじゃないかな」

―毎回、いろんな人物になり切るマイケルですが、演技で印象深かったエピソードはありますか。

「お気に入りは二つあるよ。一つはシーズン2の第4話。ロシア人に扮したエピソードだ。面白かったのは、ロシア人訛りで話さなければならないのはもちろん、戦い方までロシア風にしなければならなかったことだ。ロシアで訓練を受けた人間に見えるように、サンボっていうレスリングやら柔術やらを取り入れた格闘スタイルを覚えなきゃならなかった。あれは楽しかったな。大学で学んだロシア語も役に立ったしね。今回のシーズンでは第9話が好きだ。僕の祖先でもあるアイルランド人を演じられたのは感慨深かった。それにマイケルはアイルランド時代にフィオナと出会っている設定だからね。僕らなりに彼らの歴史を作り上げて、そのアイデアを盛り込んでもらったよ」

―シーズン3まで演じてきて、マイケルに変化を感じていますか。

「マイケルの人生は、刻一刻とダークなものになっている。シーズン2までは白黒はっきりしていて、マイケルは完全にいい者の立場だった。最初の頃のマイケルにはグレイの部分なんて、全くなかったんだ。それがシーズン3以降のマイケルは超グレイになってきている。権力のある人と組んだりするんだけど、その人は必ずしも国のために権力を使っているとは限らなくてね。マイケルは自分がどこに向かっていくのかわからず迷走して、それが彼の役柄をより深淵で複雑なものにしていくんだ。一方、僕自身はこのドラマのおかげで俳優としてかなりいい感じになってきているから、なかなかそういうマイケルになり切るのが難しくて(笑)。とにかくシーズン3のマイケルはどんどん痛みが増えていくんだけど、誰に対してもそれを隠そうとしている。すごいジレンマなんだ。そのせいで、シーズン4の始まりはマデリンとの関係も難しいものになってしまうよ。この続きはシーズン4で!」

ジェフリー・ドノヴァン 来日インタビュー

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―まずは日本の印象を教えてください。もうどこか観光したり、何か食べたりしましたか?

今回が2度目の来日で、まだ到着して2日目なんだけど、日本のことは大好きだよ。食べ物も美味しいし、日本の人は皆親切で、これ以上ないほどのもてなしを受けている。日本に来て食べたのは、焼鳥、刺身、寿司… 今回、生まれて初めてあわびを食べたんだけど、絶品だった。(アメリカに)帰らなきゃならないのが残念なくらい、気に入っているよ。

―では、まずは『バーン・ノーティス』の魅力を教えていただけますか?

とにかく見ていて楽しめて、それでいて心温まるドラマだという点じゃないかな。マイケルは非常に興味深いキャラクターだ。祖国のために常にりっぱに尽して戦ったあげくに、不名誉な形で解雇されてしまう。でもそれを運命としてただ受け入れるのではなく、復職することでその真偽を証明しようとする。そんなマイケルの姿に多くの人が共感するのだと思うよ。一生懸命働いたならそれは報われて当然なのに、マイケルの場合は違っていた。でも彼はそこで諦めたりしなかった。そんなマイケルのように自分もなりたい、と多くの視聴者が思うのではないだろうか。

―シーズン3の見所を教えて頂けますか?

シーズン3からは何人かの新しいキャラクターが登場するよ。中でも僕のお気に入りは、役者の仕事をみつけてくるエージェントがいるように、スパイに仕事を依頼するエージェントの役として新たに登場するストリックラ―だ。ベン・シャンクマンが演じている。彼は素晴らしいアクターだよ。スパイのためにエージェントが仕事をみつけてくるというのはなんともおかしな話だが、そういう仕事というのは良い仕事のわけがなく、手を汚す仕事なんだ。そんな道を歩き始めたマイケルを、フィオナとサムは当然快く思わない。そこでシーズン3を通じて、3人の関係の間に微妙な溝が生まれてしまうことになるんだよ。

―さきほども少し触れられていましたが、あなたからみたマイケルとはどんな人物ですか?

根はとてもまじめできちんとした男だと思うんだ。でも彼にはどこか暗い一面があり、それはすさんだ家庭環境から来ている。だからこそマイケルは家を出て、CIAに所属した。自分は家族から必要とされていないと感じたマイケルは、それなら自分を必要としてくれる国のために尽くそうと思った。だからある意味で、国が彼にとっての家族であり、守るべき相手なんだよ。

―シーズン6まで決定したそうですが、ここまで長く作品が愛される秘訣は何だと思いますか?

もしその秘訣を喋ってしまったら、みんなにマネされてしまうじゃないか!なんだろう?ドラマとアクション、ちょっぴりのユーモアとお色気がほどよくミックスされている点じゃないかな。でも一番大切なのは、決して視聴者を見下していない点だ。「バーン・ノーティス」を見ている視聴者はとても頭がいいと思っている。だから「君達にはこれでは難しすぎてわからないだろう」とあえて話を簡単にするようなことはしない。彼らはとってもインテリジェントだと信じている。そこが番組がヒットしている理由なのかもしれないね。

―主人公のマイケルのように「バーン・ノーティス」=突然、仕事を解雇される恐怖と世の中の人たちは戦っていますが、残念ながらそういった人たちは日本にも沢山いますので、もし何か伝えたいことがありましたらお願いします。

それはお気の毒に… としか言いようがないね(笑)  気持ちはよくわかるよ。もしマイケルがそこにいたら絶対助けてくれるだろうね。でも僕にも一つだけ言えることがある。それは、頑張って働けば、最後は絶対に報われるということだ。仕事を突然解雇され、心が折れることがあるかもしれないが、マイケルがそうだったように諦めることなく頑張り続ければ、必ず事態は好転するよ。

―アメリカの視聴者にもマイケルは同じように見られ、受け入れられているのでしょうか。

ああ、そう思うよ。それ以上にアメリカでは、マイケルが番組中に披露するスパイの小道具作りが関心の的なんだ。携帯電話を解体して盗聴されていないか調べたり、自分で盗聴器を作ったり、とそういった小道具にみんな興味があるみたいだ。でもやはり根底には、アメリカン・ヒーローが見たいというアメリカの視聴者の気持ちがあるのだと思うよ。どんな困難な状況に置かれても決して諦めることなく、最後は正義を勝ちとるヒーローをね。それが続く限り、そしてマイケルに視聴者が共感し続けてくれる限り、番組は成功し続けると思うよ。

―日本ではアメリカのTVドラマシリーズのブームが続いていまして、これは「24」が火をつけたのですが。もしマイケル・ウェスティンとジャック・バウアーが対決するとしたら、どんな戦いになると思いますか?勝つ自信はありますか?

(笑)もしマイケルがジャック・バウアーと対決するのだとして、ジャック・バウアーは姿を現すだろうけど、マイケルは姿を見せないはずさ。なぜならマイケルはその方が賢明だと分かっているからだ。

―つまり対決にはならない、と。

そう、対決はしない。でもきっとマイケルが仕掛けた罠にジャックは嵌るだろう!

―ということは、マイケルの勝ち?

ああ、おそらくね。

―クロスオーバーしてみたい海外ドラマのキャラクターはいますか?

考えたこともなかったけど、それっておもしろいね。最近始まった『Covert Affairs』で若いCIAスパイを演じているパイパー・ペラボが好きなんだ。彼女と共演出来たら面白いだろうね。『White Collar』も好きだ。マット・ボマーが演じる詐欺師とクロスオーバー出来たら、面白いんじゃないかな。

―あなたは日本の武道をやっているそうですが、どのようなきっかけではじめたのでしょうか。

アメリカの大学でスポーツをやるのは、将来プロ選手を目指す学生の場合がほとんどなんだ。僕の場合、将来は役者になりたいと考えていて、でも何か体を動かすこともやりたいと思っていた。武道への関心は、子供の頃に見て好きだった映画がきっかけでずっと持ち続けていたよ。大学に入ったある日、たまたま顔を出した空手のクラブに入部したのがきっかけで学ぶようになり、その後の人生ずっとかかわることになったんだ。武道は肉体的な意味ではもちろんだが、戦わずして解決策をみつけるというその哲学に興味があるんだ。

―今も続けていますか?

ああ、空手はもう続けていないが、合気道と柔術を続けている。

―武道以外で日本の文化でにも興味がありますか?

ああ、日本に来るのはこれで2回目だが、前回も今回も本当に楽しんでいるよ。前回は念願だった歌舞伎座で、建物が取り壊される前の最後の公演の一つを観ることが出来たんだ。本当に美しく、素晴らしい劇場だったよ。

―作品の中でもサングラスやジャケット姿が良くお似合いですが、ジェフリーさんお気に入りのファッションを教えてください

僕が好きなのは、服が主張しないファッションなんだ。たとえばその人のことをいいなと思った時、服ばかりに目が行くのではなく、その本人に目が行くようであってほしいよ。番組の中ではテッド・ベイカーやZARAのスーツをよく着ているのでファンだけど、基本的にはシンプルなファッションが好きだよ。

ジェフリー・ドノヴァン(Jeffrey Donovan)からファンのみなさんへのコメント

みなさんこんにちは、「バーン・ノーティス」出演中のジェフリー・ドノヴァンです。
シーズン1からずっと見続けてくれて、ありがとう。
シーズン3までDVDになっていますので、もし見逃しているエピソードがあるようなら、ぜひDVDで見て下さい。
特にシーズン3はアクションもふんだん、ドラマ性も高く、マイケルとフィオナが大活躍しますので、ぜひお楽しみに。

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