ケス
Kes

炭鉱の町、空へ羽ばたくことを夢見た少年とハヤブサの運命は……名匠ケン・ローチの最高傑作

MGM1970年度作品 /  

キャスト&スタッフ

ビリー…デヴィッド・ブラッドレイ
キャスパー夫人…リン・ペリー
ファーシング先生…コリン・ウェランド
ジャド…フレディ・フレッチャー

監督:ケン・ローチ
製作:トニー・ガーネット
原作:バリー・ハインズ
脚本:ケン・ローチ/バリー・ハインズ/トニー・ガーネット
撮影:クリス・メンゲス
音楽:ジョン・キャメロン

●字幕翻訳:伊東由美子

ストーリー

炭鉱しか産業のないイギリス・ヨークシャーの小さな町。ビリーの父は行方不明、炭鉱で働く兄は別の父親、母親が働いているので、ビリーも新聞配達をしている。学校でも友達はいない。先生たちはすぐに体罰を振るう。居場所のないビリーだが、ある日農場の大きな壁の上にいるハヤブサ(ケストレル)を見つけ、ヒナを手に入れる。ハヤブサの飼育法の本を万引きし、夢中になってケスを飼育する。いつしかケスはビリーと一緒に散歩に出かけられるようになる。ジャドが頼んだ馬券をビリーが買わなかったためジャドが学校までやってきた。ビリーはジャドから逃げ回り就職の面接も忘れてしまう。遅刻して面接にでたビリーは、ジャドが何をするかに気づき焦って家へ走るのだった……。

ポイント

●英国アカデミー賞でコリン・ウェランドが助演男優賞、デヴィッド・ブラッドレイが新人賞を受賞した。
●イギリスBBC出身のケン・ローチは、一貫して労働者階級や第三世界からの移民たちの生活をリアルに描き続け、2006年『麦の穂をゆらす風』で第59回カンヌ国際映画祭のパルム・ドール(最高賞)を受賞した。 
●本作と同様、イギリスの炭鉱町に生まれた少年が主人公の映画にスティーヴン・ダルドリー監督の『リトル・ダンサー』(2000)があるが、バレエダンサーを目指す少年の役名は本作と同じ「ビリー」である。またスティーヴン・ダルドリーは『愛を読むひと』(08)の撮影に本作のキャメラマン、クリス・メンゲスを起用している。
●本物のヨークシャー訛で語られるセリフはイギリス人にも理解できず、一部は吹替られた。またアメリカでは全編を吹替えたバージョンで公開された。

収録特典

111分 片面1層 カラー
1.英語 モノラル
1.日本語字幕

ヨーロピアンビスタ・サイズ

なし

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