ボクサー
Great White Hope, The

人種差別と戦った伝説のヘビー級チャンプの流浪人生。

20世紀初頭に初の黒人ヘビー級チャンピオンとなったジャック・ジョンソンをモデルにした名作を名匠マーティン・リット監督が映画化した感動作!

FOX1970年度作品 /  

キャスト&スタッフ

ジャック・ジェファーソン…ジェームズ・アール・ジョーンズ
エレノア・バックマン…ジェーン・アレクサンダー
ディクソン…ロバート・ウェッバー
キャメロン…ハル・ホルブルック
ゴールディ…ルー・ギルバート
ポップ…チェスター・モリス

監督:マーティン・リット
製作:ローレンス・ターマン
原作・脚本:ハワード・サックラー
撮影:バーネット・ガフィ

●字幕翻訳:不明

ストーリー

オーストラリアで世界初の黒人ヘビー級チャンピオンとなったジャックがアメリカに帰国。リング上でも常に笑みを浮かべ、白人女性エレノアを恋人にするジャックに、白人たちは憎悪の炎を燃やす。検事のディクソンは「売春婦州間移動禁止令」を無理やり適用して逮捕しようとするが、ジャックは黒人野球チームに紛れて国外に逃亡。イギリス、フランス、ドイツ、ハンガリーなどを巡るが、試合には恵まれず遂にキャバレーで芝居をして糊口をしのぐまでに落ちぶれていく。メキシコではエレノアと口論となり、彼女は自殺を図る。帰国を望むジャックに、当局はキューバで八百長試合をすれば減刑と入国を許すともちかける。予定通り、リングで打ちのめされるジャック。が、突如、ジャックが反撃に出た……。

ポイント

20世紀初頭に初の黒人ヘビー級チャンピオンとなったジャック・ジョンソンをモデルに、スタンリー・キューブリック初期作品の脚本を担当していたハワード・サックラーが戯曲化してブロードウェイで大ヒット、トニー賞に加えピュリッツァー賞も受賞した名作ドラマを、『卒業』を大ヒットさせたプロデューサー、ローレンス・ターマンが製作した。監督は『コンラック先生』『ノーマ・レイ』など常に社会派の問題作を撮り続ける巨匠マーティン・リット。主演は『スター・ウォーズ』のダースベイダーの声で知られるジェームズ・アール・ジョーンズで、白人の妻役のジェーン・アレクサンダーと共に本作でアカデミー主演賞にノミネートされた。共演に『殺しのテクニック』のロバート・ウェッバー、『ダーティハリー2』(73)『大統領の陰謀』(76)のハル・ホルブルックなど。

●原作戯曲「THE GREAT WHITE HOPE」で1969年にピュリッツァー賞(文芸・戯曲部門)を受賞したハワード・サックラーは、スタンリー・キューブリックの初長編映画『恐怖と欲望<未>』(53)や第2作『非情の罠』(55)の脚本を担当。本作の後には『原子力潜水艦浮上せず』『JAWS/ジョーズ2』(78)などで共同脚本に携わった。
●原作となった舞台は1969年のピュリッツァー賞を受賞。トニー賞でも作品賞、主演男優、主演女優賞を獲得した。上演時間は4時間に及ぶ大作だった。
●主演のジェームズ・アール・ジョーンズとジェーン・アレクサンダーはブロードウェイの舞台でも主演をつとめ、アカデミー賞にも同時にノミネートされた。
●『スター・ウォーズ』のダースベイダーの声を担当したジェームズ・アール・ジョーンズは2010年にアカデミー賞の名誉賞を受けた。
●原題の「偉大なる白人の希望」とは、黒人チャンピオンを倒す白人ボクサーであり、それを願うアメリカ社会の比喩である。

収録特典

103分 片面1層 カラー
1.英語 ドルビーデジタル 1.0ch
1.日本語字幕

シネマスコープ・サイズ

なし

20世紀フォックス ホーム エンターテイメント