悪の華/パッショネイト
Pope Of Greenwich Village, The

フランク・シナトラの名曲にのせて描く
犯罪に手を染めていくニューヨークの若者の青春
ミッキー・ロークの演技が光る名作ドラマ

MGM1984年度作品 /  

キャスト&スタッフ

ポーリー…エリック・ロバーツ
チャーリー…ミッキー・ローク
ダイアン…ダリル・ハンナ
リッター夫人…ジェラルディン・ペイジ
バーニー…ケネス・マクミラン
エディ…バート・ヤング
ピート…トニー・ムサンテ
バーンズ…M・エメット・ウォルシュ

監督:スチュアート・ローゼンバーグ
製作:ジーン・カークウッド
原作・脚本:ヴィンセント・パトリック
撮影:ジョン・ベイリー
音楽:デイヴ・グルーシン
美術:ポール・シルバート
主題歌:フランク・シナトラ

●字幕翻訳:杉田朋子

ストーリー

ニューヨーク・マンハッタン。レストラン経営を夢見ながら雇われ支配人をしているチャーリーは、いとこでウェーターのポーリーが会計をごまかしていたことが発覚し2人とも職を失ってしまう。2人はアイルランド人の時計屋バーニーを誘って一攫千金の金庫破りに成功するが、偶然やってきた刑事が事故死する。しかも盗んだのはマフィアのボスであるエディの隠し金だった。ポーリーはエディの部下である叔父のピートに仲介を頼むが断られ、落とし前として親指を切断される。チャーリーの子供を身ごもっていたダイアンは、隠した金を持ち逃げして街を去る。しかし、チャーリーは犯行現場でエディの犯罪の証拠となる録音テープを入手していた。精一杯めかしこんだチャーリーはエディに直接取引をもちかける。チャーリーの度胸にエディは感心するが、ポーリーが介入して事態は急変してしまう……。

ポイント

『暴力脱獄』『マシンガン・パニック』のスチュアート・ローゼンバーグ監督が生まれ故郷ニューヨークの街を舞台に、いつの間にか犯罪に手を染め、マフィアのボスに追われることになるいとこ同士の男2人の熱い友情を、フランク・シナトラの名曲にのせて描く文芸ドラマ。『ナインハーフ』『レスラー』のミッキー・ローク、『暴走機関車』のエリック・ロバーツが見事な演技合戦を見せる。アカデミー助演女優賞にノミネートされたジェラルディン・ペイジはじめ、『ロッキー』のバート・ヤング、『ある戦慄』のトニー・ムサンテら演技派俳優たちが脇を固める。音楽はジャズ・フュージョン界の大物デイヴ・グルーシン。

●ポーリーを演じたエリック・ロバーツは、ジプシー版「ゴッドファーザー」とされる『キング・オブ・ジプシー』(78)、芸能スキャンダルドラマ『スター80』(83)の2作でゴールデングローブ賞候補となり、本作製作時には最も期待される若手俳優のひとりだった。黒澤明原案によるアクション・ドラマ『暴走機関車』(85)ではアカデミー助演男優賞にノミネート。
●レストラン経営を夢見るチャーリー役のミッキー・ロークは、『ナインハーフ』(86)の大ヒットでブレイクし、日本でウィスキーのCMにも出演した。その後、90年代にボクサーに転進、“猫パンチ”でスターの座から転落。それでも『レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード』(03) 『シン・シティ』(05)などで復活、『レスラー』(08)ではゴールデン・グローブ男優賞を受賞し、アカデミー主演男優賞候補にもなった。近作に『アイアンマン2』『エクスペンダブルズ』(10)『インモータルズ−神々の戦い−』(11)など。
●原作小説「THE POPE OF GREENWICH VILLAGE(グリニッチヴィレッジの法王)」を1979年に発表、脚本も担当したヴィンセント・パトリックは、本作と同様ニューヨークの犯罪家族を描いた『ファミリービジネス』も1989年にショーン・コネリー、ダスティン・ホフマン共演で映画化されている。共同脚本に参加した作品にハリソン・フォード、ブラッド・ピット主演の『デビル』(97)がある。

収録特典

121分 片面1層 カラー
1.英語 ドルビーデジタル 1.0ch
1.日本語字幕

ビスタ・サイズ

なし

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