殺意の香り
Still Of The Night

アカデミー賞監督ロバート・ベントン
3度のオスカーに輝くメリル・ストリープ主演!
フロイトの「夢判断」で殺人事件の謎を解く
異色の心理学サスペンス・スリラー!

MGM1982年度作品 /  

キャスト&スタッフ

サム…ロイ・シャイダー(羽佐間道夫)
ブルック…メリル・ストリープ(小林哲子)
グレース…ジェシカ・タンディ(京田尚子)
ジョージ…ジョセフ・ソマー(嶋 俊介)
ビチューチ…ジョー・グリファシ(小川真司)
ゲイル…サラ・ボッツフォード(有馬瑞香)

監督・脚本:ロバート・ベントン
製作:アーレン・ドノヴァン
原案:デヴィッド・ニューマン/ロバート・ベントン
撮影:ネストール・アルメンドロス

●字幕翻訳:戸田奈津子 ●吹替翻訳:井場洋子

ストーリー

ニューヨークの精神科医サムの患者ジョージが殺害された。ジョージが勤めていたオークション・ハウスの同僚だという金髪美女ブルックがサムの元を訪れたのは、事件を担当する刑事の来訪とほぼ同時だった。事件に興味を持ったサムがジョージの診療カルテを読むと、ジョージには愛人がおり、夢で訪れた家で緑の箱を手に入れ、ぬいぐるみをいたぶる少女に出会ったと語っていた。フロイト心理学によれば、箱は“女”、緑は“嫉妬”を指す言葉だ。オークション・ハウスへ出かけたサムは、ブルックの机から古いイタリアの新聞記事を見つける。サムはオークション・ハウス広報係ゲイルから、ブルックの実家がロングアイランドにあると聞き出して車で向かった。その家はジョージの夢に出てきた家とそっくりだ。そして、恐ろしい殺人鬼も同じ場所へ向かっていた……。

ポイント

『クレイマー、クレイマー』でアカデミー監督賞と脚本賞を獲得したロバート・ベントンが続いて発表したスリラー・サスペンス。主演は『フレンチ・コネクション』のロイ・シャイダーと、『クレイマー、クレイマー』でアカデミー助演女優賞に輝いたばかりのメリル・ストリープ。ニューヨークの精神科医が殺された患者のカルテを読み返しながら夢判断をするうち、被害者の同僚だった謎の金髪美女との関係を深めていく……アルフレッド・ヒッチコックを思わせる物語と演出、『天国の日々』でアカデミー撮影賞受賞の名手ネストール・アルメンドロスによる見事な撮影、グレース・ケリーやイングリッド・バーグマンを髣髴とさせるメリル・ストリープのゴージャスな金髪美女ぶりは見逃せない。ヒッチコックの『鳥』に出演していたアカデミー賞女優ジェシカ・タンディも顔を見せている。

●ロイ・シャイダーはアカデミー助演男優賞にノミネートされた『フレンチ・コネクション』(71)とそのスピンオフ作『重犯罪特捜班/ザ・セブン・アップス』(73)でスターとなり、『JAWS/ジョーズ』(75) 『ブルーサンダー』(79) 『2010年』(84) 『ジャッカー』(88)などのアクション作で活躍する一方、『オール・ザット・ジャズ』(79)でアカデミー主演男優賞候補となった。2008年に75歳で死去。
●メリル・ストリープは『ディア・ハンター』(78)以降、アカデミー賞に17度ノミネートされ3度受賞している現代最高の演技派女優といえよう。初受賞は本作と同じロバート・ベントン監督作『クレイマー、クレイマー』(79)、初めての主演女優賞は本作の1ヵ月後に公開されたアラン・J・パクラ監督作『ソフィーの選択』(82)、2011年にも『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』で主演女優賞を得た。
●ロバート・ベントンは本作と同じくデヴィッド・ニューマンと共同で書き下ろした『ボニーとクライド/俺たちに明日はない』(67)の脚本でアカデミー賞候補となった。

※日本語吹替音声は、現存するテレビ放送当時のものを収録しております。

収録特典

91分 片面1層 カラー
1.英語 ドルビーデジタル 1.0ch
2.日本語 ドルビーデジタル 1.0ch
1.日本語字幕

ビスタ・サイズ

なし

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