女はそれを我慢できない
Girl Can't Help It, The

抜群のボディを誇る女優ジェーン・マンスフィールドの代表的ラブコメディ。
ロック創生期の歌手が大挙実名出演、懐かしのヒットナンバーが多数登場!!

FOX1956年度作品 /  

キャスト&スタッフ

トム・ミラー…トム・イーウェル
ジェリー…ジェーン・マンスフィールド

監督・製作:フランク・タシュリン
脚本:フランク・タシュリン/ハーバート・ベイカー

●字幕翻訳:伊藤美穂

ストーリー

芸能プロモーターのトムは、旧知の元ギャング、マードックから彼の結婚相手をスターにして欲しいと依頼される。しかし、その女性ジェリー・ジョーダンは、容姿は抜群なのに致命的な音痴だった。ジェリーをスターにすべく奮闘するトムは、いつしか彼女に惹かれていく……。

ポイント

●タイトルは『女はそれを我慢できない』と意味深。主演のジェーン・マンスフィールドはB107、W53、H90という抜群なプロポーションで話題の女優だったため、セクシー物かと思われがちだが、実は「炊事、洗濯などの家事をしないでいることが女には我慢できない」という意味。ジェーンは本作で1956年のゴールデン・グローブ賞で有望若手女優賞を受賞している。
●映画の見所のひとつに、ジュリー・ロンドン、レイ・アンソニー、バリー・ゴードン、ジョン・エメリーなど、人気のロックミュージシャン達が多数出演し、ヒット曲を歌うシーンが数多く散りばめられている点。ちなみに本作のプロデューサーは、当時人気絶頂だったエルヴィス・プレスリーに出演を依頼したが、プレスリーのマネージャー、トム・パーカーが高額の出演料を要求したために流れた経緯がある。
●トム・イーウェルは、ビリー・ワイルダー監督が、M・モンローの魅力を最大限に発揮させたお色気コメディの傑作『七年目の浮気』(55)に続く主演作だった。
●本作はスクリューボール・コメディとしても有名。スクリューボール・コメディとは1930年代から1940年代にかけてアメリカで流行したロマンティック・コメディ映画のジャンル。特徴は男女が喧嘩をしながら恋に落ちるというストーリー構成。この時期は「ヘイズ・コード」と呼ばれる映画製作倫理規定によって性的描写の禁止が厳しく、肉体的描写は禁止されていた。そこで、そこに行き着くまでの長い道のりを面白おかしく描くことが主流だった。スクリューボール・コメディの第1号は『或る夜の出来事』(34)と言われている。
●劇中でジェーン・マンスフィールドが着たウエディングドレスは、1958年に彼女がミッキー・ハーギティとの結婚式に借り出して使用している。

収録特典

98分 片面1層 カラー
1.英語 モノラル
1.日本語字幕
2.英語字幕

シネマスコープ・サイズ

●オリジナル劇場予告編

20世紀フォックス ホーム エンターテイメント