「24:レガシー」のためにCTUを新たに建設! プロダクション・デザイナーが作って後悔した部屋って?

「24 -TWENTY FOUR-」を語る上で欠かせない機関であるテロ対策ユニット、CTU。新シーズンである「24 -TWENTY FOUR- レガシー」では、これまでにプロダクション・デザイナーを務めたジョセフ・ホッジス(シーズン1~7)、カルロス・バルボサ(シーズン8)、ジョナサン・リー(リブ・アナザー・デイ)に代わり、クレイグ・スターンズがデザインを担当した。そんな彼が、Tront SUNとのインタビューの中で、「レガシー」に登場するセットについて語った。

 

注目すべきは巨大スクリーン

「レガシー」の撮影が行われたのは、米ジョージア州アトランタ。CTUのセットは、そこにあるアトランタ・メトロ・スタジオ内に建設された。まるで本物と錯覚しそうなほど精巧につくられたセットだが、その中でもスターンズが自信を持っているのが巨大なスクリーンだという。膨大な数の小スクリーンをつなぎあわせて、一つの巨大スクリーンを作り上げることができたそうだ。時には、キャストやスタッフに向けて、その巨大スクリーンで「レガシー」のエピソードを上映したこともあったという。

 

番組内で見せる技術は全て、現実世界でも実現可能

国家の安全保障に携わる職員たちがこの番組を見た時、劇中に登場するデザインや小物などを「クール」だと思ってくれるはずだとスターンズは続ける。

(現実では)職員たちが列になって座って作業しているのには理由があるはずだ。しかし、動くデスクや椅子など、そういった工夫があるほうが、観ているのも楽しいだろ

と、フィクションの作品だからこそ加えられるちょっとしたデザインの醍醐味を語る。

しかし、

国家保障に務める人たちが、劇中で観られるアイディアは全て、現実世界で実現することができると教えてくれたんだよ

と、驚きのエピソードも教えてくれた。

 

スターンズが作って後悔したCTUセット内の部屋とは?

とてもクリーンな空間を作りたいと、コンピューターや電気回りのコードを目に入らないようにしたり、職員たちが行きかう廊下を広めに作ったと、細部にまでこだわったセットを作ったスターンズ。しかし、唯一彼が作って後悔した部屋があるという。

小さな部屋を作ったんだ。CTUの職員たちがコーヒーを淹れられる小さなキッチンさ。だけど、一度も使わなかった

 

最悪のアイディアだったよ。CTUに勤める職員はみんな、コーヒーブレイクを取る時間なんてないからね

 

”コーヒー部屋”はイマイチだったようだが、CTUのように最先端のハイテク機器の揃った空間をデザインすることは、スターンズにとって楽しい経験だったに違いない。細部にまでこだわって作られた劇中のセットに目を向けてみるのも、レガシーを楽しむ一つの方法と言えるだろう。