“眠らない男”ジャック・バウアーを演じたキーファー・サザーランドが「24」シリーズを語る![その2] 撮影中の楽しかった瞬間って?

2001年から2014年まで大ヒットシリーズ「24 -TWENTY FOUR-」で主人公ジャック・バウアーを演じてきたキーファー・サザーランドが、番組や自身のキャラクターとの思い出を振り返っている。

“眠らない男”ジャック・バウアーを演じたキーファー・サザーランドが「24」シリーズを語る![その1] 「24出演時は人生で最良の時期」

2017.06.11

ファン切望の映画化はなぜ実現しなかった?

2010年の番組終了後(※)、「24」映画化の動きはあったものの、現在まで実現することはなかった。多くの番組ファンも、映画化を切望していたものの、スケジュールや予算の都合で実現に至らなかったと伝えられている。これに関しキーファーは、他にも複雑な事情があったと語る。

映画化については何度も何度も話があがった。結局、映画化に至らなかった理由は俺にも理解できない。でもやはり実現を妨げる障害がたくさんあったんだと思う。とにかく複雑だということだ。会社内には映画を扱う部署とテレビを扱う部署が分かれていて、良好な関係にないこともあるんだ

※シーズン8をもって、一旦シリーズとしては終了。しかし、2014年にミニシリーズとして「リブ・アナザー・デイ」が制作・放送された。

ジャック・バウアーを演じる上で、楽しかったことは?

8シーズン、そして1つのミニシリーズでジャックを演じたキーファー。多くの時間を共に過ごしてきたキャラクターだけあって、その機会を得られたことを「幸運」に思っているという。

彼の道徳的指針を尊敬している。正義を貫くキャラクターだと思っているし、彼の半分でもいいから、俺もそうだったらと思うよ

と、ジャックへの想いを語る。

200を超えるエピソードを演じてきたキーファーは、恥ずかしくも楽しいと思える瞬間があったと続ける。

ジャックは演じるのが楽しいキャラクターだった。ちょっと恥ずかしいんだが、調子がいい日の俺の身長は5フィート10インチぐらい(約177cm)だ。だが、番組は身長6フィート4インチ(約193cm)で体重240ポンド(約108キロ)の男を用意するんだ。だけど、『脚本にはお前をやっつけるって書いてあるから、俺はお前をやっつけるぞ』ってな顔でそいつを見つめる。現実では、2秒で俺は殺られてしまうだろう。だがジャック・バウアーは素晴らしい動きをするし、脚本にも書かれている通り、どうにかして相手をぶちまかすうんだ。そういった瞬間は本当に楽しかったね

新シリーズ「24 -TWENTY FOUR- レガシー」では、キャストではなくエグゼクティブ・プロデューサーとして番組に関わっているキーファー。長年演じてきたジャック役に一旦終止符を打ったわけだが、なぜそういった決断を取ったのだろうか?

次回[その3]では、その真相に迫る。