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THE X-FILES
シーズン9:スカリーの息子の父親は!
冒頭から政府の陰謀、スーパーソルジャー計画の存在が明らかに。また、ドゲットとレイエスが“言葉には出さないけどいい感じ”な場面が増えて、初期のモルダーとスカリーを連想させ、一方でドゲットの息子の死を巡る会話もときおり登場、これがサマンサの謎に替わって長期に及ぶ謎になる予感もさせ、シリーズの今後への布石はなされるのだが、終了が決定。#917「解放」でドゲットの息子の事件も終結し、#915「英雄に捧ぐ」ではローンガンメンたちにもある出来事が起こる。そしてドラマの中心は残されたさまざまな謎に。なぜエイリアンはウィリアムを狙うのか? 政府の陰謀は隠されたままなのか? 終結にむけて、これらの謎が解明されていくことになる。
この常連キャラクターが初登場
ブラッド・ウォーマー ウィリアム
ケーリー・エルウェス
英国生まれ、米プリンストン大卒のFBI捜査官。ニューヨーク支局時代にレイエス捜査官と交際していた。上昇志向が強く、カーシュ長官に取り入る。
トラビス・ライカー、ジェイムズ・ライカー、
アシュレイ・ナットソン、リッキー・ヘルド、
ローディ・ヘルド
スカリーが生んだ男の子。しかし、モルダーの協力を得て試みた人工授精の成果なのか、彼女をアブダクトしたエイリアンの人体実験の成果なのか。
必見エピソードBEST3
クリス・カーター監督&脚本の単発エピソードは、ここまでやるか、の超ユニーク作。ひょっとして、シリーズ終了が決定したから思いっきり遊んだ? 懐かしのポップソングやラテン歌謡もたっぷり。名優バート・レイノルズがものすごく楽しそうに怪演している。
全身に重度の火傷を負って元の容貌を失った男が出現。ドゲットは彼をモルダーではないかと疑い、スカリーの心は乱れる。モルダーについて、またウィリアムについて、観客がこれまでずっと抱いてきたある推測の真偽が明かされる。原案、監督ともドゥカブニーだ。
9年間に及んだドラマがついに集結するのがこのエピソード。Part1で殺人犯として逮捕されたモルダーが軍事裁判に。政府はモルダーを抹殺し、これまでの50年余に渡る陰謀の総てを闇に葬り去ろうとするのだが。ともかく最後のシーンを見ないではいられない。
裏ネタ集
●このシーズンのオープニング・タイトルのクレジットには、ウェブの『X-ファイル』ファンの名前が登場する。名前の後に“*(Possible Hybrids)”(=ハイブリットの可能性あり)がついているのがファンたちの名前だ。

●ケーリー・エルウェス演じる捜査官の名前、ブラッド・フォーマーは、クリス・カーターのエクスクルーシブ・アシスタントの名前から取られた。

●#901「リターン・トゥ・ウォーターPart1」でドゲットが見る戦友名簿には、本作の脚本家スティーブン・マエダの名前が載っている。

●#903「ダイモニカス」でスカリーのクラスには、脚本・監督のフランク・スポトニッツと、彼の妻メリッサがカメオ出演している。

●「境界」に登場するイヌの名前=ハッピーは、ジリアン・アンダーソンの愛犬の名前。

●#904「4-D」でレイエスが引っ越したアパートの番地は、TV『トワイライト・ゾーン』『四次元の世界』の名脚本家ロッド・サーリングの家の番地と同じ。

●#905「蠅の王」“Lord of the Flies”はウィリアム・ゴールディングの名作小説のタイトルと同じ。小説は悪魔の別名を意味するが、本作ではホントにハエを操る人物。

●#907「ジョン・ドー」と#917「解放」でドゲットの妻を演じているのは、実際のロバート・パトリック夫人、バーバラ。

●#915「英雄に捧ぐ」に登場する役名ジョン・ギルニッツは、異なる人物の役名として本シリーズに計6回登場。メイン脚本家3人、「ジョン」・シバン、ビンス・「ギリ」ガン、フランク・スポト「ニッツ」の名前を合成したもの。