ルナ
La Luna

『ラストエンペラー』『ラストタンゴ・イン・パリ』の名匠ベルナルド・ベルトルッチが
常識を超えた母と息子の禁断の愛を大胆に描いた意欲作!

FOX1979年度作品 /  

キャスト&スタッフ

カテリーナ…ジル・クレイバーグ
ジョー…マシュー・バリー
ジョゼッペ…トーマス・ミリアン
コミュニスト…レナート・サルヴァトーリ
マリーナ…ヴェロニカ・ラザール

監督:ベルナルド・ベルトルッチ
製作:ジョヴァンニ・ベルトルッチ
脚本:ジュゼッペ・ベルトルッチ/クレア・ペプロー/ベルナルド・ベルトルッチ
撮影:ヴィットリオ・ストラーロ
音楽:エンニオ・モリコーネ/ジュゼッペ・ヴェルディ

●字幕翻訳:森 みさ

ストーリー

突然の事故で夫を失った世界的オペラ歌手カテリーナは、思春期を迎えた息子ジョーを伴ってニューヨークから公演先のイタリアへ移り住む。仕事にかまけて息子の誕生日を忘れていた母親に背を向けたジョーは、麻薬に手を染める。禁断症状に苦しむジョーを前になすすべのないカテリーナは、息子を胸に抱き、その股間へと手を伸ばす……。カテリーナはジョーを連れて車でドライブに出かけるが、途中でケンカして置きざりにされてしまう。再会したジョーに、カテリーナは実の父親の存在を話す。ジョーは、その男の職場を訪れると、帰宅する彼の後を尾行していく。男は、自分の母親と共に海辺の家に暮らしていた。ジョーは名を名乗らずに「あんたの息子は麻薬中毒で死んだ」と伝える……。

ポイント

「すべての男性は無意識のうちに母親に対して近親相姦的な空想を抱いている」(ベルナルド・ベルトルッチ)――『ラストタンゴ・イン・パリ』では大胆なセックス描写が世界中でセンセーションを巻き起こし、『ラストエンペラー』では作品・監督などアカデミー賞10部門を制覇したイタリアの名匠ベルナルド・ベルトルッチ監督が、少年とその母親との間の複雑で繊細な愛情表現をシンボリックに描いて激賞された意欲作。『結婚しない女』でアカデミー主演女優賞候補となったジル・クレイバーグが、息子への愛情表現に悩み苦しみ、ついに激情をほとばしらせるオペラ歌手を熱演。「リゴレット」「仮面舞踏会」などヴェルディのオペラ音楽に飾られつつ、美しい映像を紡ぐのはアカデミー賞受賞3度の名手ヴィットリオ・ストラーロ。『ガンマン大連合』のトーマス・ミリアン、『第三の男』のアリダ・ヴァリ、『ライフ・イズ・ビューティフル』のロベルト・ベニーニ、ピエル・パオロ・パゾリーニ監督作の常連フランコ・チッティらイタリア映画界の実力派曲者俳優が脇を固めているのも見逃せない。

●『ラストエンペラー』(87)でアカデミー最優秀監督賞および脚色賞を受賞したベルナルド・ベルトルッチのそのほかの代表作には『暗殺の森』(70)『ラストタンゴ・イン・パリ』(72)『1900年』(76)『シェルタリング・スカイ』(90)『リトル・ブッダ』(93)『魅せられて』(96)『ドリーマーズ』(03)などがある。
●共同脚本を担当したジュゼッペ・ベルトルッチはベルナルド・ベルトルッチの弟。同じく共同脚本のクレア・ペプローは、ベルトルッチの当時の妻でミラ・ソルヴィノ主演の『愛の勝利〈V〉』(01)などの監督作もある。
●ジル・クレイバーグは、カンヌ国際映画祭女優賞受賞、アカデミー主演女優賞にも初ノミネートされた『結婚しない女』(78)に続いて本作に主演。同年の「結婚ゲーム』(79)でも2年連続アカデミー主演女優賞候補になった。
●音楽は『夕陽のガンマン』『ニュー・シネマ・パラダイス』のエンニオ・モリコーネ。全編にジュゼッペ・ヴェルディのオペラ曲「リゴレット」「イル・トロヴァトーレ」「仮面舞踏会」などがフィーチャーされている。

収録特典

140分 片面2層 カラー
1.英語 ドルビーデジタル 1.0ch
1.日本語字幕

ビスタ・サイズ

なし

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