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『昼下りの情事』+『想い出のオードリー』BOX

解説&ストーリー

 『昼下りの情事』は、『アパートの鍵貸します』(60)、『サンセット大通り』(50)、『情婦』(57)など、コメディとサスペンスの傑作の数々で名高いビリー・ワイルダー監督が、54年の『麗しのサブリナ』に続いてオードリー・ヘプバーンの魅力を存分に引き出した粋なラブ・ロマンス。パリの私立探偵の娘で音楽学校生が、恋多き女を背伸びして演じながら憧れの大富豪に近づいていくさまを、“魅惑のワルツ”の美しい調べに乗せて、ユーモラスかつロマンティックに描く。ゲイリー・クーパー、モーリス・シュヴァリエという米仏を代表する2大スターが共演。
 そして、オードリーが他界した直後に制作されたドキュメンタリーが、『想い出のオードリー・ヘプバーン』。グレゴリー・ペックやビリー・ワイルダーなど、彼女と共演したスターや出演作の監督の証言、そしてオードリー本人のインタビューで、彼女の魅力を振り返る。

吹替版のポイント

 まずなにより嬉しいのが、『昼下りの情事』の日本語吹替版が今回“初収録”であること。しかも、今回のための“新録音”。もちろんオードリーの吹替は、フィックスといえばこの人の池田昌子が務めている。本作でのオードリーは、『ローマの休日』でハリウッド・デビューしてまだ4作目という初々しさを放ちながら、名うてのプレイボーイを翻弄する背伸びした女学生を好演。池田の吹替もまた、少女でもなく大人でもない本作でのオードリーの魅力を表現する、絶妙なトーンを披露している。相手役のゲイリー・クーパーは、マイケル・ダグラスのフィックス声優としても知られるベテラン、小川真司が担当。『パリの恋人』のフレッド・アステア等で、池田演じるオードリーともすでに共演済みということもあって、茶目っ気に富んだセリフの掛け合い(脚本も担当するワイルダー監督作だけに、セリフの量がハンパではない!)も安心して楽しむことができる。

商品情報

『昼下りの情事』+『想い出のオードリー』BOX

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