キミは日本語吹替の魅力を知っているか?実力派声優が魅せる【吹替】の真実を堪能せよ!

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INTERVIEW #50

 「24 -TWENTY FOUR-」「プリズン・ブレイク」を抜き、FOXのTVドラマ部門DVDボックス世界累計売上史上No.1を獲得した話題のハード・クライム・アクション、『サンズ・オブ・アナーキー』のスペシャル・インタビュー第2回をお届け。今回は、主人公ジャックスを演じた森川智之とジャックスの母ジェマ役・五十嵐麗、それぞれの声優としてのキャリアや互いの印象についても切り込んだ。よく観ていた吹替作品、そして声優を志す人へのメッセージとは? もちろん、『サンズ・オブ・アナーキー』の魅力についても語ってもらった。

●以前の作品ではカップルを演じていたことも? 今回共演した感想について


――おふたりの、共演されてのご感想も聞かせてください。
森川:ご一緒するときは、たいてい麗さんは強い女性なんですよ(笑)。「あ、また強い女性だ」って。ちょっとした中毒性がありますよ、今回は何を言われるんだろうって。
五十嵐:今回はお母さんでしたしね。
森川:そうそう。そこは最初、ビックリしました!
五十嵐:今回の母親役はどうなんだろうって思いました。でも始めたら、何の問題もなくできちゃいましがけど。森川さんは一緒に演じやすい方ですよ。
森川:僕もです。お互いキャリアが長いなかで、相当、色んな仕事でご一緒させていただいているので。この作品を通して何か培うってよりも、よく知っている間柄で、何でも言えますから。
――初めて共演されたのはずいぶん前ですよね?
五十嵐:最初の共演作は覚えてないけど、シリーズでは「スタートレック:ヴォイジャー」(1995年から2001年までアメリカで放映された「スタートレック」TVシリーズ第4作)ですよね。これも7シーズン。ずっと一緒で、その時の役柄も強かった!(声を演じたのは、地球人とクリンゴン人のハーフで、期間主任のベラナ・トレス)
森川:強い女性でした。僕は二枚目の金髪の役(地球人の操舵士トーマス・ユージン・パリス)で。
五十嵐:劇中の役柄が付き合ってたもんね(笑)

●「“強いお姉様”」(森川)、「天才」(五十嵐)──お互いの魅力を明かす!


――お互いの声優としての魅力を教えてください。
森川:僕にとっては麗さんは先輩です。僕が仕事を始めた時には活躍していらしたので、男女でまた違いますけど、目標というか、自分の中で「こういうパフォーマンスができるようになりたいな」と思える方でしたね。当時は先輩ということもあって、声を掛けづらいところがあったんですが、今は全然、話せます(笑)。特に麗さんは、演じるキャラクターもやっぱり強い女性が多いから、そのイメージもあって“強いお姉様”という感じで。
五十嵐:高飛車で怖いお姉様って感じだったかも(笑)。
森川:でも作品やイベントでご一緒すると、こんなにフレンドリーな方なのかと。今では信頼して裏表なく何でも相談できますし、助けてもらってます。今回は母と息子の役でしたが、勉強させいただくことも多いです。ジェマの細かい芝居についておっしゃってましたが、アドリブやブレスも細かくつけられていて凄いんですよね。その技術を「盗めたら」と非常に勉強になりました。あまり盗めなかったけど(笑)。今回、特に長いシーズンだったので、そんな風に感じられたのかなと思います。
――五十嵐さんから見た森川さんはいかがでしょう?
五十嵐:何でしょうね、天性の勘というか……動物的というか。芝居を捕まえる速さとか、天才なんだろうなって見てますね、昔から。しかも歌もうまいしトークもできるし。
森川:今回は歌はなかったですね。
五十嵐:お芝居にスッと入っていっちゃうんだろうな、この人はって、いつも思いますね。そこが羨ましいです。実は裏ではもの凄い努力をしてると思いますが、私の印象では天才。的確だし、一緒に掛け合いをすると楽しいんですよ。
――特に今作、ジャックスとジェマはやりとりも多いし、濃いですしね。
森川:一緒に演じながら、本当の親子に感じることが多かったですね。いや、別に麗さんの顔を見て「あぁ、お母さん」って感じるという意味ではなく(笑)。モニターを観ながらジェマを見て、本当の親子だなって。息子からしたらジェマは、大人しくしていてくれればいいのに、困らせることしやがって……と思うところも多々ある。でも、こういう親子っているなって思いながら。息子は大人になっていくけれど、母親はいつまでも母親なんです。麗さんとご一緒することで、それがよりリアルに感じられたのかなと思います。

●女性でも楽しめる! 自分を投影できるドラマに「飛び込んでください」と太鼓判!


――これだけ長いシーズンで、バイカーの男たちの物語ということで、女性ユーザーは観ることに二の足を踏んでしまうところもあるかもしれませんが、おふたりなりの、本作の楽しみ方などがあれば教えてください。
五十嵐:多彩なキャラクターがいて、物語も家族が軸になってて、誰でも、何かしら引っ掛かる部分を見つけられると思うんですよね。私たちも最初はついうっかり、いい息子と愛情深い母のお話と思ってしまったように(笑)、スッと入れると思うんですよ。「バイカーの話」というよりも「家族の話」として。あとは、思いもよらないアクション。「あら、この人死んじゃった」とか(笑)。観ていくうちに楽しくなっていくと思うんですよね。中毒性は確かにあります。特に新たにご覧になる方は、(ソフトが発売されることで)アタマから観られるので、「大丈夫! 飛び込んでください」って言いたい!
――途中、色々ありますけど、シーズン7の最後にキッチリと決着もつきますし。
森川:そうなんですよ! 途中で感動するエピソードもあるし。たくさんのキャラクターがいる中で、グループの中でも女性陣の中でもいいけど、自分だったらどのポジションに立つんだろう?と考えながら観ていくと楽しいかも。「私はこの人」と思っていたら、観ていくうちに「こっちじゃないかも?」「あれ? 実はこっちの人かも……」とか思えたり(笑)。 そうして話が進んだら、「あ、私だと思ってた人が死んじゃった!」とか(笑)。

誰かに自分を投影して、身の振り方や自分ならどうするか? 欲しいのは命なのか? 名声なのか? お金なのか? とか、色んな選択を迫られるドラマですよね。命がいくつあっても足りないくらい。そういう楽しさもあると思うし、その中にヒューマン・ドラマもちりばめられてて。最後の方にはジェマのお父さんまで出てきて、それこそ介護の問題とかまで出てくるんですから。
五十嵐:あれは身につまされました!
森川:“ザ・アメリカ”が切り取られてますので、そこを楽しんでもらえたらと思います。「俺はガンでダメだ」って言ってた署長がずっと生きてたり、ツッコミどころもたくさんあるし、色んなグループとか。
五十嵐:IRA(アイルランド共和国軍)まで台頭してきたり(シーズン2 第8話以降存在感を強め、シーズン3では全面対決へ)、色んな駆け引きと選択を求められます。

●森川、五十嵐が考える「日本語吹替版の魅力」とは?


――この『サンズ・オブ・アナーキー』だけではなく、「吹替」全般についてもお訊きしたいと思います。そもそもおふたりにとって、日本語吹替版の魅力はどんなところにあるとお考えですか?
五十嵐:こんなに分かりやすいものはないです。とにかく分かりやすい!
森川:より深く作品を楽しめるものなのかなって思います。
五十嵐:キャラクターも明確になると思うんですよね、吹替えることで。
森川:オリジナルのセリフを吹替のセリフに翻訳するプロの方がおられますし、世界観をちゃんと分かっているからこそ、キャラクターの話す言葉が考え抜かれていて間違いがない、深く作品を楽しめると思います。字幕版だと、セリフを読む人によって言葉の捉え方が違う可能性もあるんですよね。吹替は、その辺のニュアンスや解釈もより明確にして収録されていて、よりオリジナルに近い形で楽しめるんではないかと。字幕の制限された文字数に比べてより多くの情報が詰め込まれてて、背後に聞こえるアナウンスなどの細かい音声も日本語になっていますし、細かい部分まで楽しめると思います。あとは画面の文字を追う必要がないので、画だけに集中して観られますからね。
五十嵐:日本人に分かりやすく翻訳し、役者もそれを理解し、何重にも日本人向けに作り込まれているので、オリジナルよりも確実に明確になっていますよね。吹替えてもらえると、私は、作品もひとりひとりの役もより魅力的になると思うんですよ。奥にいる人のセリフに、手前の人が反応して……というシーンも、字幕版ではなかなか表現しきれない部分があるけど、その辺りまで作り込まれていますから。
森川:字幕にするときには、文字数の制限で元のセリフから削らないといけない部分もありますからね。
五十嵐:あまり薦められることじゃないかもしれないけど、他のことをしながらでも楽しめるんですよ。作品だけに集中できるとは限らなくて、現実には家事とかやりながら観てたりするんですよね。お子さんもいたり。でも、吹替なら分かりやすく楽しめる。
森川:ヨーロッパも吹替文化ですよね。自国語をきちんと吹替えることで、アイデンティティじゃないけど、自分の国の言葉を大切にできるのかなとも思いますね。翻訳家の戸田奈津子さんから伺ったんですが、講演会で学校に行ったりすると、子供が映画を見る機会自体が少ないし、字幕で映画を上映してもボーっとしちゃう子供が多いんですって(苦笑)。そういう話を聞くと、今は吹替がより大切なのかなと思います。字幕を読めないって子も多いし。僕なんかは、自分のお小遣いで映画館に行って、映画を観るってちょっと大人な感じがしたし、そこで字幕で観るのがね(笑)。一歩、大人の世界に足を踏み入れている感覚があったけど、そういうのが今薄れてきているんですよね。だからこそ、字幕でなくても、どんな形でもいいから、映画の世界に足を踏み入れてもらえたらってのもありますね。
五十嵐:特に『サンズ・オブ・アナーキー』のように登場人物が多いと、吹替じゃないと情報量が多すぎて分かんなくなっちゃうってのもありますよ。私は、家で子供の頃は吹替ばかり「この人、日本語うまいなぁ」って思いながら観てましたたから(笑)。うちは親が洋画が好きで、いつも観てたんです。
森川:僕もテレビで観てたのはもちろん、いつも吹替でした。
五十嵐:無理やり起されて「これは凄い映画だから観ておきなさい」って(笑)。
森川:内容、分かりました?
五十嵐:分かりやすいやつだったので、細かいところは分かんないですけど。『十戒』や『ベン・ハー』とか。
森川:うちの親もチャールトン・ヘストンが好きでしたね。
五十嵐:「吹替は面白いよ」と素直に言いたいです。
――若い人がなかなか映画館に行かないですし、行ったとしても日本映画かアニメを観ることが多いので、洋画との距離を少しでも埋める上で、吹替版の役割は大きいのかもしれませんね。
森川:別世界なんですよね、洋画って。日本映画は、どうしても今はテレビドラマの映画化が多かったり、アニメもテレビアニメの劇場版が多いし、テレビの延長上のようにも見えてしまいます。洋画はそうではなくて、「その世界に入る」感覚。あの世界観を味わってほしいんですよね。

●「ジョン&パンチ」ではコスプレもしていた!? 思い出深い吹替作品について


――おふたりが、吹替で観ていた作品で、思い出深い作品などはありますか?
五十嵐:あり過ぎて……TVシリーズの「チャーリーズ・エンジェル」(1977年から82年にかけて日本テレビ系列で放映)、「0011ナポレオン・ソロ」(1966年から70年にかけて日本テレビ系列で放送)、「コンバット!」(1962年から67年にかけてTBS系列で放送)……観たのは再放送でですけど。
森川:「スパイ大作戦」(1967年から73年にかけてフジテレビ系列で放送)とか、それこそチャールトン・ヘストンだと『猿の惑星』も! 趣向が違うとは思いますけど、グラハム・カーの「世界の料理ショー」(1974年から78年まで放送された東京12チャンネルをはじめ、ローカル局で断続的に放送された)。吹替は黒沢良さんでしたよね(黒沢はゲイリー・クーパーのフィックス声優。黒沢の前には、浦野光や大野しげひさが吹替えを務めた)。
五十嵐:ワインをがぶがぶ飲みながら料理する番組(笑)。
森川:いいなぁ、こうやって昼からお酒飲める大人になりたいなぁって思いましたね(笑)。
――字幕で見るよりも、吹替で、日本語の特徴的な声で見るほうが面白いですよね。
五十嵐:「空飛ぶモンティ・パイソン」(1976、77年の東京12チャンネルのほか、90年代にはNHKでも放送された。吹替版キャストには、山田康雄、近石真介、納谷悟朗、古川登志夫、広川太一郎らが名を連ねた)なんてまさにそうですよね。アドリブも入ってて。あれは吹替じゃなきゃダメですね!
森川:あと、子供の頃は「わんぱくフリッパー」(1966年から67年、68年にフジテレビ系列で放送)とか観てました!
五十嵐:いっぱい放送してたんですよね。「奥さまは魔女」(最初の日本放送は、1966年から68年にかけてのTBS系列)ですとか。
森川:僕が中学生のときくらいまで、海外ドラマの再放送をよくやってました。「刑事スタスキー&ハッチ」(1977年から78年にかけてTBS系列にて放送)も好きだったし、「白バイ野郎ジョン&パンチ」(1981年から82年にかけて日本テレビ系列で放送)も観てたなぁ。あと、城達也さんと武藤礼子さんがやってた「探偵ハート&ハート」(1981年、82年にTBS系列で放送)もよかった。声がいいなぁって思ってました。「ジョン&パンチ」が放送されていたとき、カリフォルニアの交通警察のユニフォームが流行ったんですよ。僕、全身揃えてましたから。すでに当時、いまで言うコスプレしてたわけですよ。
五十嵐:私もなぜか、海外からバッヂを取り寄せてつけてましたね(笑)。
森川:当時、映画評論家の水野晴郎さんがプロモーションをされてたんですよね。全身コスプレで(笑)。僕もその格好で自転車乗っていましたから。
――現在の声優ブーム、コスプレブームは当時からちゃんと……。
森川:あったんですよね。そこに「コスプレ」という名前がついてなかっただけで。
五十嵐:海外ドラマ、ものすごく好きでしたね。ほとんど必死になって観てた(笑)。
森川:そこから、徐々に分かれていくんですよ、洋画が好きな人と、日本のドラマが好きな人と。
五十嵐:私は洋画だったなぁ。
森川:僕もそう。だから今、ここにいるんでしょうね(笑)。

●「声優ブーム」について思うこと、そして声優を目指す人へのメッセージ


――声優になられて、そうやって子供時代に観ていた作品の声優さんと共演する機会もあったかと思います。
五十嵐:自分が観てて、大好きだった声優さんと共演できた時は……もうファンの気持ちでしたね。
森川:僕も広川太一郎さんと仕事でご一緒したときは、頭の中が広川さんの演じた役柄でいっぱいでしたもん(笑)。
五十嵐:みんな、やっぱりこういう気持ちでいるんだね。大先輩の大木民夫さんとご一緒したときもそう。ああいう役をやりたいなぁって思いました。子供のときは、この仕事を意識してたわけじゃないですけど。
――今、若い人の中でのアニメを中心にした声優ブーム、声優になりたい人が増えている現象については、どうご覧になっていますか?
五十嵐:もう、声優って普通ですよね?
森川:声優さんなんて、普通はなかなか知らないよね?という状況が、すでに一昔前のことになっちゃいましたよね、今は。ネットで情報があふれてるし、見聞きする機会も多くて、声優の仕事を理解、認識してくれる人が多くなりましたし。そういう意味で、ブームは必然ですよね。ある程度こうなるだろうと予想はしていましたけど、予想以上に皆さん、声優さんが好きみたいで……。
――「声優さんが好き」って、本当にその言葉通りだと思います。
森川:日本人的な“縁の下の力持ち”が好きという心理なのか、職人的な感じで、なおかつ楽しい仕事をしてるのが魅力的に見えるのかな。
五十嵐:魅力的なキャラクター、素晴らしい画のアニメ作品も多いし、相乗効果でこうなったのかなって思います。
森川:とは言いながら、ファンの方に見えている部分は表面的なところというか、レギュラークラスの人や、スポットを浴びている部分だけだと思うんですけど、もっと深い楽しみ方、ディープな部分がこの世界にはあるので、そこをどう見てもらえるかが“次”なのかなって思いますね。名脇役やバイプレイヤーにスポットが当たるようになると、より広く、本物になりますよね。まだ今はヒロインとか主役に注目が集まりがちです。
――アニメから声優ファンになった皆さんにも、アニメだけではなく、吹替文化の面白さにも気づいてもらえたらいいですね。
森川:アニメしかやってない声優さんでも吹替をやりたいという人も多いし、「吹替って難しいですか?」って訊かれたりするんですけど、全然そんなことない。そういう人たちが吹替でも仕事することで、今まで吹替を観てなかった人にも、面白さが広がっていくと嬉しいですね。もちろん、実際の収録ではアニメと違うことを求められるのは確かで、大変な部分はあると思いますけれど。僕は吹替とアニメを両方やっていますが、時々、アニメの収録現場に行くと「あれ? 耳が……」って、自然と吹替版の収録で使うヘッドフォンを探してる自分がいて、恥ずかしかったりします(笑)。
五十嵐:逆の人もいたりね。マイクの前に立って「あれ? 何も聞こえないけど」って。アニメの収録とは違うんですよ!ヘッドフォンが要るんですよって!
――よろしければ五十嵐さんから、声優志望の方にメッセージをお願いできますか。
森川:麗さんがそういうメッセージを言うのはなかなかないので、貴重ですよ。
五十嵐:うーん……大変だよ(笑)。夢を持った答えを言いましょうか? それとも現実的な(笑)? いや、素晴らしい世界ですし、声を入れることで色を付けたり、作品をより魅力的なものにできる素晴らしい仕事だと思いますよ! でも大変なことも多いですし、ブームになっているということは、声優になり人も多い。狭き門だと思うので、そこは心して、そのつもりで先を見据えて、どうなりたいかを考えて向かっていかなければならない世界だと思います。とはいえ、ひとつのものばかりを見据えていると、なかなかできない世界でもあると思うので……本を読んだり、色んなものに目を向けて、耳を傾けてほしいですね。大変ですね、言ってて思いました(苦笑)。がんばってね! いい出会いがあるといいなと思います。たくさんアプローチしていい出会いを見つけてほしいです。

●『サンズ・オブ・アナーキー』は見始めたらクセになる、絶対にハマる作品!


――最後にこちらのインタビューを読んで、この『サンズ・オブ・アナーキー』に興味を持たれている方に向けてのメッセージをお願いします!
五十嵐:語りつくしましたが……クセになる作品だと思うんですよ、見始めたら。絶対にハマります!
森川:もちろん、バイクが好きな人にはたまらない空気感だと思うけど、“そこ”だけじゃないんです。
五十嵐:そう。先入観を持たずに観てほしいです。私がまさにそういう入り方だったので。
森川:自分が演じたジャックスの目線で言うなら、男として、人間としての生き方――どうやってお前は生きてるんだ? 生きるんだ?ってことを迫られるようなドラマだと思うので、男の子、ぜひ観てほしいですね。色んなエッセンスがあるので、どこかで自分に重ね合わせられる部分がいっぱいありますから。クセになります! 見始めたら、この作品だけで充分!と思えるくらい、楽しいです。
五十嵐:ジェマの視点だと、家族間の愛情だの憎しみだのって、褒められたたもんじゃないけど……(苦笑)。
森川:むしろ、自分の家は幸せだなぁって思いますよね?(笑)
五十嵐:それでもいいんだけど(笑)。人間の繋がり、アクション、そして男たちがカッコいいですよ! セクシーなジャックスの裸を見るもよし!
森川:みんなカッコいい。太っててもカッコいいんですよね。
五十嵐:色んなタイプの男たちがいますからね。
森川:あとは、やはり声がいい! クレイなんて、声を演じる屋良有作さんがすばらしいので、本当に「日本語上手だな」って思っちゃうくらいピッタリです!
五十嵐:どんな形であれ、見始めたらハマりますから! ティグの“彼女”? “彼”?のヴィーナスのエピソードとかは、きっと女の子は楽しめると思います! 色んな楽しみ方があるので、女性も臆せずに観てほしいですね!
『サンズ・オブ・アナーキー』公式サイトはこちら
『サンズ・オブ・アナーキー』全7シーズン デジタル配信中/DVD好評発売&レンタル中
(2016年11月24日/於:ブロードメディア・スタジオ/取材・文:黒豆直樹/協力:フィールドワークス)

森川 智之(もりかわ としゆき)【プロフィール】

1月26日生まれ、神奈川県出身。
株式会社アクセルワン代表取締役社長。高校卒業後、勝田声優学院を経て声優活動を開始する。洋画ではトム・クルーズ(『ミッション:インポッシブル』シリーズ、『アウトロー』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』など)、ユアン・マクレガー(『スター・ウォーズ エピソード1~3』『ゴーストライター』『エージェント・マロリー』ほか)、ブラッド・ピット(『セブン』テレビ朝日放送版、『スパイ・ゲーム』テレビ東京放送版など)、キアヌ・リーブス(『マトリックス』フジテレビ放送版、『コンスタンティン』テレビ朝日放送版など)、マーティン・フリーマン(『SHERLOCK/シャーロック』『ホビット』シリーズ)などを持ち役としている。アニメーションのアテレコ、ゲームの声、ナレーション、ラジオなどでも幅広く活躍中。

五十嵐 麗(いがらし れい)【プロフィール】

東京都出身。Rush Style所属。
洋画・海外ドラマ・アニメーションの吹替え、ナレーションなどで幅広く活躍。洋画や海外ドラマでは、大人の女性の役を多く演じている。主な声の出演作に『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』のレナ・へディ(サラ・コナー役)、『デスパレートな妻たち7・8(レネ役)』『アグリー・ベティ(ウィルミナ役)』のバネッサ・ウィリアムズなどがある。洋画では『007 スペクター(ルチア役)』のモニカ・ベルッチ、『ダークナイト ライジング(ミランダ役)』『インセプション(モル役)』のマリオン・コティヤールの声を担当している。

解説&ストーリー

 2008年から2014年に全米有料チャンネルFXで放送され、最終シーズンで同局史上最高平均視聴者数を獲得したほか、FOXのTVドラマ部門DVDボックス世界累計売上が「24 -TWENTY FOUR-」「プリズン・ブレイク」を抜いて史上最高記録を樹立した話題作が、ついに「DVDコレクターズBOX」の日本リリースを果たした。暴力に支配された無秩序な街、カリフォルニア州チャーミングを舞台に、最強バイカーズ・チーム「SOA(サンズ・オブ・アナーキー)」の“悪で悪を制する”戦いを描くハード・クライム・アクション。彼らの戦いはシーズンを重ねるごとに激化し、メキシコ系、白人至上主義系、黒人系のギャングはもとより、チャイニーズマフィア、IRAとの抗争が、圧倒的なバイオレンスとシビれるほどの男臭さで映し出される。各シーズンBOXごとに特典ディスク1枚、日本オリジナルのステッカー、メモリアルカードを同梱。全シーズンで完成する、日本オリジナルアートBOXにも注目だ。

吹替のポイント

 主人公ジャックス(チャーリー・ハナム)を担当する森川智之、ジャックスの母ジェマ(ケイティ・セイガル)を担当する五十嵐麗、ジャックスの継父クレイ(ロン・パールマン)を担当する屋良有作の詳細は前回の解説で確認いただくとして、ここではその他の吹替声優を紹介。森川と五十嵐がインタビューで注目キャラクターとして挙げたティグ(キム・コーツ)を担当するのは、「ダウト/あるカトリック学校で」のフィリップ・シーモア・ホフマンや、「忍たま乱太郎」の学園長役で知られる浦山迅。“プレスリーのモノマネ”のボビー(マーク・ブーン・ジュニア)は、「グランド・ブダペスト・ホテル」のマチュー・アマルリックも担当した藤原貴弘、ジャックスの親友オピー(ライアン・ハースト)は、「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」にも参加した森田了介が務めている。数少ない女性キャストの1人、ジャックスの恋人タラ(マギー・シフ)役には、「リンカーン弁護士」でマリサ・トメイを担当した有賀由樹子が名を連ねている。

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  • L.A.コンフィデンシャル製作20周年記念版
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新着情報

2017.10.06「エイリアン2」田中秀幸インタビューを追加しました。

2017.09.22傑作吹替視聴室Vol.26:『猿の惑星』を追加しました。

2017.09.01「エイリアン2」鈴木弘子インタビューを追加しました。

2017.08.25傑作吹替視聴室Vol.25:『エイリアン』を追加しました。

2017.08.04「インデペンデンス・デイ」古川登志夫インタビューを追加しました。

2017.07.28傑作吹替視聴室Vol.24:『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』を追加しました。

2017.07.03『インデペンデンス・デイ』山寺宏一インタビューを追加しました。

2017.06.23傑作吹替視聴室Vol.23:『シザーハンズ』を追加しました。

2017.05.26傑作吹替視聴室Vol.22:『LOGAN/ローガン』公開記念!を追加しました。

2017.04.28『ヒート 製作20周年記念版<2枚組>』菅生隆之【後編】インタビューを追加しました。

2017.03.31『ヒート 製作20周年記念版<2枚組>』菅生隆之【前編】インタビューを追加しました。

2017.02.24『ダイ・ハード/ラスト・デイ』樋浦勉インタビューを追加しました。

2017.01.27『サンズ・オブ・アナーキー』森川智之&五十嵐麗インタビュー【後編】を追加しました。

2017.01.06『サンズ・オブ・アナーキー』森川智之&五十嵐麗インタビュー【前編】を追加しました。

2016.12.22『ホーム・アローン』矢島晶子インタビューを追加しました。

2016.12.09『ホーム・アローン』折笠愛インタビューを追加しました。

2016.10.21『王様と私』壌晴彦インタビュー【後編】を追加しました。

2016.10.07『王様と私』壌晴彦インタビュー【前編】を追加しました。

2016.09.09『X-ファイル』戸田恵子インタビューを追加しました。

2016.08.19『ターミネーター』小山力也インタビューを追加しました。

2016.08.12『ターミネーター』大友龍三郎インタビューを追加しました。

2016.07.22『マイノリティ・リポート』佐藤拓也【後編】インタビューを追加しました。

2016.07.08『マイノリティ・リポート』佐藤拓也インタビューを追加しました。

2016.06.24『コマンドー』若本規夫インタビューを追加しました。

2016.06.10傑作吹替視聴室Vol.21:吹替の名盤特集第四弾を追加しました。

2016.05.27『X-ファイル コレクターズブルーレイBOX』小杉十郎太&相沢恵子&春日一伸インタビューを追加しました。

2016.05.13『X-ファイル コレクターズブルーレイBOX』福永莞爾&平田勝茂インタビューを追加しました。

2016.04.15傑作吹替視聴室Vol.20:『X-ファイル コレクターズブルーレイBOX』特集第3弾を追加しました。

2016.04.01傑作吹替視聴室Vol.19:吹替の名盤特集第三弾を追加しました。

2016.03.18傑作吹替視聴室Vol.18:吹替の名盤特集第二弾を追加しました。

2016.02.29傑作吹替視聴室Vol.17:『X-ファイル コレクターズブルーレイBOX』特集第2弾を追加しました。

2016.01.29傑作吹替視聴室Vol.16:『X-ファイル コレクターズブルーレイBOX』特集を追加しました。

2015.12.04『ウェイワード・パインズ 出口のない街』津田健次郎インタビューを追加しました。

2015.11.13『glee/グリー』坂本真綾&早川陽一インタビューを追加しました。

2015.11.12傑作吹替視聴室Vol.15:吹替の名盤特集第1弾を追加しました。

2015.10.16『Fargo/ファーゴ』森川智之インタビューを追加しました。

2015.09.30『コマンドー』玄田哲章&土井美加インタビューを追加しました。

2015.08.14『エイリアン』大塚明夫インタビューを追加しました。

2015.08.14『24 -TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ』田中敦子インタビュー第1弾を追加しました。

2015.07.14『24 -TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ』小山力也インタビュー第3弾を追加しました。

2015.07.19『24 -TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ』小山力也インタビュー第2弾を追加しました。

2015.06.30吹替の帝王『エイリアン』幸田直子インタビューを追加しました。

2015.06.30『24 -TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ』小山力也インタビューを追加しました。

2015.06.30吹替の帝王 公式サイトをリニューアルオープンしました!

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