キミは日本語吹替の魅力を知っているか?実力派声優が魅せる【吹替】の真実を堪能せよ!

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INTERVIEW #43_2

 トム・クルーズ主演&スティーブン・スピルバーグ監督によるSFサスペンス・アクションの傑作『マイノリティ・リポート』(02)から14年。劇場版では描き切れなかったプリコグ(予知能力者)たちの真実と、犯罪予知システムが失われた未来の姿が、スピルバーグ自身が製作総指揮を務めてついにTVシリーズ化された。劇場版のラストから10年後を舞台に、新たな謎とサスペンスに挑むのは、同作にも登場していたプリコグの1人、ダッシュ。今回のインタビューでは、主人公ダッシュ役のスターク・サンズの吹替を担当した佐藤拓也が登場。作品の魅力と自身のキャリア、そして「吹替ファン」であることまで明かしてくれた。

●初めての仕事、そして転機となった作品とは?

 
マイノリティ・リポート
――最初の声のお仕事が何の作品だったか覚えていらっしゃいますか?
 「ディスカバリーチャンネル」の番組で、レーガン大統領の暗殺未遂事件を扱ったドキュメンタリーのボイスオーバーでした。本当にただひと言、セリフをいただいたのが初めの初めでしたね。大統領が病院に搬送されて、大統領夫人が病院に着きましたっていうシーンで、レポーターではなくカメラマンだったと思うんですけど、「夫人です」っていうセリフがあって、それが僕の第一声でした。別の声優さんの「あ、いま大統領夫人が病院に着きました」ってセリフに繋がるんですけど。
――もしかするとディスカバリーチャンネルで再放送されていたりするかもしれませんね。
 いやあ、もう10年くらい前の番組ですからねえ。でも初仕事で、当時はリハーサルテープがVHSだったので、何百回も巻き戻して練習していました。あと二言、三言あったのかは忘れましたが、僕が台本の中で初めて認識した自分のセリフは、あの番組の「夫人です」でしたね(笑)。
――その後のご自身のキャリアで、転機になったと感じた作品はありますか?
 アメリカのドラマの「ザ・ホワイトハウス」(1999年から06年にかけてNBCで全米放送された政治ドラマ。数々のエミー賞、ゴールデン・グローブ賞に輝く)という作品がありまして。最初はNHKで放送されていたものがCSのスーパー!ドラマTVに移って、そのタイミングでのキャスティングだったと思うんです。大統領の私設秘書にチャーリーという黒人の青年がいて、それが初めての名前がある役でしたね。加藤敏さんの演出でしたが、本当に緊張しましたし、一からいろいろ叩き込んでいただいた現場でした。あと1本の長尺ものではなくシリーズでしたから、ずっとベテランの方々とご一緒できたのは非常に大きい体験でした。マイク前でのお芝居ということはもちろん、吹替の作品を作っていく現場の空気感、役者同士のお芝居の掛け合いの基本は、そこで叩き込まれた感じです。
――外画の吹替志望だったとはいえ、もちろんアニメの仕事もやられていますが、声をアテる上での両者の違いってありますか?
 僕もまだまだ発展途上なので、現時点での感覚になってしまいますが、役を演じる、お芝居をするという大前提は変わらないと思うんです。ただアニメーションでは正解がない、というか、演者が出したものがそのキャラクターの表現ということになる。形がないものからキャラクターを作りだしていく面白さがアニメにはあると思います。吹替版は、すでに世に出ているもの、完成されているものをさらに吹替版にしていく作業だと思うんですが、より生っぽくしていくというのか、異文化をこちら側に引き寄せる面白さがありますね。完成品にさらに味付けをしていく、同時に同じくらい差し引いてもいく、そのさじ加減の妙ですよね。生身の人間のお芝居に声のお芝居を重ねていく面白さは、これからもずっと追及していける気がしています。原語よりももっと、「耳にする音」として活き活きさせていく作業ですよね。

●異文化との距離を縮めてくれるのが吹替版、字幕版と吹替版の差を見つけるのが面白い

 
マイノリティ・リポート
――普段洋画や海外ドラマをご覧になる時は、字幕と吹替のどちらでご覧になりますか?
 基本的に最初は吹替で見ます。なるべく字幕もその後に見るようにしています。例えば『マイノリティ・リポート』の映画版だったら、吹替でトム・クルーズをやる時はどんなアプローチをするんだろうなと思いながら観て、今度はなんでこの表現になったんだろうと字幕版を観て確認してしまうんです。あと、吹替と字幕の圧倒的な情報量の差ってあると思うんです。字幕の文字数制限で要約しないといけないところと、吹替で膨らせたニュアンスがどうなっているのか、その差を見つけるのも面白いですね。だから結果的にはどっちも観ます。最終的には好みの世界だと思うんですよ。ただ吹替版の何がいいかって、字幕でも表現しきれないニュアンスという以外に、やはり生まれ育った土地の言語で見ることで頭の中に入ってきやすいと思うんですね。原音では感じ取れない会話の機微だったり、日本語の言葉だからこそわかる感触、温度。そういうものを楽しめることが吹替の良さだと思っています。あと違う国の話ではあるんですけど、異文化との距離がぐっと縮まると思うんです。アメリカにしろ韓国にしろ中国にしろ、どの国の作品であっても吹替が距離を縮めてくれるんじゃないかと。
――英語の吹替と、韓国語、中国語で演じ方が違ったりはしますか?
 そうですね。韓国語は日本語と文法が同じなので、韓国語の吹替をさせていただくときは日常会話がすっと入ってくることに重点を置きたくなるんです。韓国映画やドラマはエキセントリックなお芝居も多いんですが、日常会話でアメリカ人と同じような圧のかけ方をすると、同じアジア人同士なのに声だけはアメリカ人みたいになってしまう。韓国ドラマの吹替は地上波で日本のドラマを見るような感じで観てもらえるのが一番だと思っていて、よりナチュラルで違和感のない表現ができるようにしたいなと思ってはいます。
――韓国語の方が、英語より日本語を乗せやすかったりするんでしょうか?
 はい。言葉の順序が日本語と同じで進んでいくので。例えば「私はコーヒーが飲みたいんだ」っていうセリフがあったとして、韓国語なら同じ順番でいけますけど、英語だったら、「私は・飲みたい・コーヒーが」になるじゃないですか。その時の表情と日本語の言葉の流れに橋渡しをしないといけない。その時に向こうのテンションを重視したらいいのか、それとも言葉の流れを重視したらいいのか。そのさじ加減は、国が違っても作品が違っても変わってきますね。

●思い入れのある作品と、深く仕事と向き合うきっかけとなった故・大塚周夫氏の言葉

 
マイノリティ・リポート
――いままで携わった作品や声をアテられた役者さんで、特に思い入れがあるのは?
 地上波で放送されたもので一番長くやらせていただいたのが、僕の場合は韓国ドラマだったんです。それで「華麗なる遺産」(2009年に韓国SBSで放送。日本では翌10年にフジテレビ、BSフジで放送)という作品からイ・スンギさんという俳優さんをよくやらせていただいていて。彼も当時から人気はあったんですが、もっともっと上り続けていく過程でお仕事をいただいた。僕自身もメインの役をいただいたのが初めてくらいでしたから、一緒に成長していった感覚を持っているんです。「華麗なる遺産」が終わった後も別の作品で彼の声をやらせていただいて、彼が俳優としても変化していくのが見える。そんな彼のキャリアと寄り添っていけたのは非常にいい経験でした。
――ご自身が成長されていく過程の中で、若かった頃の演技を見るとどんな感想を抱きますか?
 それは恥ずかしいですよ、やっぱり(笑)。たまたまこの前「ザ・ホワイトハウス」をレンタルして観てみたんですけど、すごく恥ずかしかったですね。「今だったらこうやるのにな」と思ってしまう。でもよくよく考えてみると、その時の自分だったからこそ出たセリフとか、成立してしまったお芝居があるのもまた事実で、果たして今の経験を持って帰ったとして、もっといい芝居ができるのかはまた別の話なんですよね。今は便利になってDVDとかいろんな媒体で過去の仕事が観られるんですが、『マイノリティ・リポート』のお話じゃないですけど、やっぱり今この瞬間しかないんだなというのは過去の自分を観るにつけ感じます。何年か前に、亡くなられた大塚周夫さんと現場をご一緒させていただいたんです。僕は端役だったんですが、リテイクが終わってご自分の席に戻られた大塚さんがそっとこぼしたのが「いやあ、この仕事は難しいねえ」って言葉で(笑)。大塚周夫さんにそれを言われてしまった時には、「本当にこの仕事って一生追及していく仕事なんだな」って痛感しました。
――確かに、大塚周夫さんほどの大ベテランのお言葉は重いですね。
 その作品が終わった後に、たまたま僕がマネージャーさんから別の作品の台本を封筒でいただいたんですが、「いいねえ今の若い子たちはいろんな仕事があって。でもねえ、若いうちから仕事ばっかりしていちゃダメだよ」と言われたのもすごく覚えてます。「舞台もいいけど、いろんな楽しいことがあるからねえ、そういうことも知っておかなくちゃダメだよ」って。本当におっしゃる通りだと思ってゾッとしました。例えば『マイノリティ・リポート』もそうですけど、未来を予知する能力は僕には備わってないですし、未来の感覚を知ってる人はいないわけですよね。アニメでもそうなんですけど、与えられた役の中では、自分の中にカケラもない要素でもお芝居で見せていかないといけない。その時に、例えば高いところから飛び降りた時の人間の声ってこんなのが出るんだなとか、バンジー・ジャンプでも体験してないと分からない。今生きている時間の経験のひとつひとつが演技の引き出しになっていくんだと最近になってより思いますし、大塚周夫さんの言葉を改めて思い出したりします。

●吹替実写作品のおすすめポイント&お気に入りのおすすめ映画は?

 
マイノリティ・リポート
――最近は、洋画や海外ドラマなど外国のものに興味のないという若い人も増えていますが、佐藤さんなりにおすすめできるポイントはどこでしょうか?
 そうですねえ。やはり異文化に触れるということだと思うんですが、吹替があることで敷居がいい意味で下がると思うんですよね。地上波の吹替の番組は減りましたけど、ネットやCSでより吹替が身近に観られる環境になっていると思いますし。よく主婦の視聴者の方からいただく意見では、それこそ洗濯物をたたみながら、家事をこなしながらでもお話についていけていいですと言っていただいたり。きっかけはそういうことでいいと思うんですよね。吹替は生活の中でも取り入れやすい媒体だと思いますし、外国の映画やドラマが肩ひじ張らずに観られる、楽しみやすいものだとわかってもらう入口にしていただければと思います。海外の優れた作品、楽しい作品って本当にたくさんありますから。
――佐藤さんが敢えて一番お気に入りの、おすすめの映画を選ぶとしたら何になりますか?
 ああ、これは難しい! ジャンルで分けてもいいですか? エンターテインメントというか、僕が一番好きな「カッコいい映画」って『トップガン』(1986年製作のトニー・スコット監督作。トム・クルーズを一躍世界的スターに押し上げたスカイ・アクション)なんですよ。
――世代的には意外なチョイスじゃないですか?
 父の車でずっとカセットテープでサントラがガンガン流れていたんです。主題歌の「デンジャー・ゾーン」とかが。その影響もあって僕のスマホにはトップガンのサントラを入れちゃってます(笑)。あの当時特有の勢いというか、カッコよさって今ではとても出せないんじゃないと思ってるんです。あ、そういえばこれもトム・クルーズ主演でしたね(笑)。

 逆に怖いなと思った映画が『フルメタル・ジャケット』(ベトナム戦争をテーマにしたスタンリー・キューブリック監督作。1987年製作)。あの映画の狂気には釘づけになりましたね。戦争という状況が国を一色に染め上げてしまうのかという恐ろしさを、あの映画ですごく感じました。同じベトナム戦争を扱った作品でも『グッドモーニング,ベトナム』(1987年製作のロビン・ウィリアムズ主演作)とも『プラトーン』(1986年製作、アカデミー賞4部門に輝くオリバー・ストーン監督作)とも全然違う。市井の人の話でもあると思っていて、生活に繋がって起きる出来事という意味でもすごく怖いです。

 心温まるというか、夢があるなあと思ったのは、また80年代になっちゃいますけど『グーニーズ』。あんな悪ガキたちが宝の地図を拾ったことで冒険をしていく。やっぱり今観ても面白いですよ。今の子供たちは外に出ないって言うじゃないですか。秘密基地とか作らないでしょ、きっと(笑)。屋根裏で悪巧みをしたりとか、自転車で隣町の川に行ってみたりとかして欲しいですよね。って、こういう話をすると10代、20代の子たちにオッサンだって言われちゃうんですけど。

●声優はあくまでも裏方であり、前提は物語とキャラクター

 
マイノリティ・リポート
――今、声優という職業がとても華やかになり、人が憧れる存在になりましたが、お仕事を取り巻く状況をどう感じていらっしゃいますか?
 世の人々に支持されていると、スポットライトが当たったという意味で素晴らしいことだと思うんです。仕事として認知されて、たくさんの人たちに楽しんでいいただいているということですから。ただ、やはり僕ら声優というのは、作品とかキャラクターありきの存在なので、視聴者の方からしたら表に立っているように見えるとは思うんですけど、たまたまキャラクターや作品をアウトプットしている裏方だという意識はすごくあります。お仕事の上で、お客様の前に立ったり、顔を出したりっていうのもやらせていただくんですけれど、本当のところはやっぱり僕たちは裏方なんだと思っています。

 例えば佐藤拓也という声優が作品を知ってもらうきっかけのひとつになればいいとは思うんですけれど、それが出過ぎてしまうのはやっぱり難しい。僕らの仕事は作品を楽しんでもらってなんぼだと思うので、今のご時世においては難しいのかもしれないですけど、あくまでも大前提にあるのは物語であり、キャラクターだということは忘れたくないですね。
――声優を目指す若い人たちになにかメッセージをいただけますでしょうか?
 いえ、僕もまだ始めて10年も経っていない駆け出しですから(笑)。ただ一番大切なのは、声優という仕事、マイク前でのお芝居を好きでい続けられるか、ということだと思います。「なんでその仕事やってるの?」って訊かれたときに、「好きだからです」という風に言えるのは一番シンプルで、何にも勝る答えだと思うんです。僕も好きなことをやらせていただいているだけでラッキーだと思うんですけれど、「好きなことを生業にしていくことの苦労」と言うと変かもしれませんが、お金を稼げる稼げないということじゃなくて、好きでい続ける自分でいることが、本当に大事だと思うんですよ。

●“本気の吹替ファン”が演じてみたい俳優は? そしてファンへのメッセージ

 
マイノリティ・リポート
――映画を観ていて、ご自身がこの役がやりたかった、いつかやってみたいって思う作品や役者はいらっしゃいますか?
 実はケビン・ベーコンさんを演じてみたいんです。『フットルース』(1984年のダンスをテーマにした青春映画。ベーコンの出世作)のような若い時代もいいですが、その後のキャリアを見ているとあの人って闇が深い感じがするんです(笑)。『ミスティック・リバー』(アカデミー賞2部門に輝いた、2003年のクリント・イーストウッド監督作)なんかもそうですけど、ああいうお芝居に挑戦してみたい。なんであの青春スターが、こういう道を辿ってきたのか?を探っていくのがすごく楽しそうで。アメリカのティーンものの、“パーティーピーポー”的なバカっぽいノリの映画も大好きなんですけれど、社会の闇みたいな作品も大好きなんですよね。ドラマでいえば「デクスター」(2006年から13年にかけて米ショウタイムで放送された、主人公が連続殺人鬼という異色のサスペンス)のような。好きで続けていればそういう仕事に出会うこともあるだろうと信じられる世界ではあるので、僕もそれを楽しみにがんばりたいですね。
――今日は意外なほど80年代の映画の話が出てきて驚きました。
 好きですね、80年代、90年代。親が洋画を大好きでしたから、環境のせいでしょうね。ドラマの「ナイトライダー」も再放送で毎週観てましたし、ささきいさおさんとお会いした時も「わあ、マイケル・ナイトだ!」って思ってました(笑)。「ガッチャマン」の“コンドルのジョー”っていうより「ナイトライダー」のマイケル・ナイト。僕は『ランボー』のスタローンもささきいさおさんのイメージなんですよね(ささきがランボーを演じたのは「日曜洋画劇場」版)。でも『ロッキー』のスタローンは羽佐間道夫さんなんです。あのガッサガサな感じがロッキーで、ランボーの悲壮感はささきさん。あ、『ランボー』だと渡辺謙さんがやられた吹替(旧「金曜ロードショー」版)も独特で好きです。で、「吹替の帝王」で聴き比べられるようになると、また僕みたいなのが買っちゃう(笑)。
――ただそういう昔の吹替の話題って、佐藤さんの世代同士だったらなかなか盛り上がらなくないですか?
 そうそう、できないんですよ! 同業者でもこの話ができる人ってあんまりいない。『インディ・ジョーンズ』シリーズを観ていても、じゃあ磯辺勉さんのインディ(テレビ朝日版)がいいのか村井國夫さん(日本テレビ版、ソフト版)がいいのか? 「僕は金曜ロードショーの村井さん派です」みたいな(笑)。
――佐藤さん、本気の吹替ファンじゃないですか(笑)。
 そうですねえ(笑)。『ポリスアカデミー』シリーズの吹替も面白かったなあ(笑)。こういう話をしてると日曜洋画劇場の『特攻野郎Aチーム』の話になっちゃったりしますよね。
――その辺りもご両親の影響ですか?
 そうですね。コメディだと『ホット・ショット』も大好きで、あれも吹替版がすごくいい。「興奮してるのかい?」「うん、ほんのちょっと」っていうセリフがどうしようもないってくらい好きなんです(笑)。そういう言葉遊びができるのって吹替の良さだったりするじゃないですか。最近ではそういうのが減っている感じはしますけど、そこにまた挑戦してくれているのが『デッドプール』のような作品だと思っているんですよね。
――では最後の締めに『マイノリティ・リポート』に関心を持たれた方にメッセージをお願いいたします。
 やっぱり「絵空事じゃないぞ」ということを言いたいですね。映画版は未来感がすごく前面に押し出されていたと思うんですけれど、今回のドラマは、未来というものが実感を伴ってすぐそばまで来ていると感じさせてくれる。未来の描写のそこかしこに今の空気がちりばめられていて、空気の濃度が濃くなってきた、未来がすぐ側に近づいてきたぞ!というところを感じてもらえればと思います!
(2016年6月14日/於:東北新社/取材・文:村山 章/協力:東北新社、フィールドワークス)

佐藤 拓也(さとう たくや)【プロフィール】

1984年5月19日生まれ、宮城県出身。賢プロダクション所属。専門学校東京メディアアカデミーの声優ボーカル科を卒業後、声優養成所スクールデュオに入所し、声優としての活動を開始する。海外ドラマを中心に少年役や青年役を中心に活躍。洋画ではアーロン・ジョンソン(『キック・アス』)、ダン・スティーヴンス(『ザ・ゲスト』、「ダウントン・アビー」)、アンドリュー・ガーフィールド(『Dr.パルナサスの鏡』)などの声を担当している。アニメでは「カードファイト!! ヴァンガード」の櫂トシキ、「暗殺教室」の進藤一考、「ジョジョの奇妙な冒険 第2部」のシーザー役などがある。

解説&ストーリー

 名実ともにハリウッドを代表する大ヒット・メーカー、トム・クルーズとスティーブン・スピルバーグが主演&監督としてタッグを組んだ傑作SFサスペンス・アクション『マイノリティ・リポート』を、スピルバーグ自身が製作総指揮を務め、全10話でTVシリーズ化したのが本作。『ブレードランナー』の原作でも知られるフィリップ・K・ディックの短編小説を基に描かれた映画版から10年後の世界を舞台に、同作にも登場したプリコグ(予知能力者)のひとり、ダッシュを主人公とした新たな謎とサスペンスが展開する。ダッシュ役に抜擢されたのは、ブロードウェイで活躍し、2度のトニー賞ノミネートを誇る実力派スターク・サンズ。映画版にも登場した世話係ウォリー役として、同じダニエル・ロンドンがレギュラー出演しているのも注目だ。マサチューセッツ工科大学が監修した、近未来のビジュアルや最先端ハイテク技術の描写も大きな見どころとなっている。

吹替のポイント

 2007年にデビューし、『キック・アス』シリーズ(10、13)のアーロン・ジョンソンのほか、「ガンダム Gのレコンギスタ」(14)ルイン・リー役で知られる佐藤拓也が主人公ダッシュ(スターク・サンズ)を担当。青年役を務めることの多い佐藤らしい、純粋かつ正義感に満ちたキャラクターを作り出している。ダッシュの相棒刑事ヴェガ(ミーガン・グッド)役の小松由佳と、ダッシュの姉アガサ(ローラ・レーガン)役の園崎未恵は、アン・ハサウェイの吹替で知られる2人(『プラダを着た悪魔』は小松、『インターステラー』は園崎)。ダッシュの兄アーサー(ニック・ザーノ)役の小松史法(『トランスフォーマー』シリーズのシャイア・ラブーフも担当)とも合わせて積み重ねられた、ダッシュとの関係性の変化に注目したい。ウォリー(ダニエル・ロンドン)を担当する土田大は、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット役でも知られる実力派。映画版でも今作と同じ役を務めている。

新着情報
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  • L.A.コンフィデンシャル製作20周年記念版
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新着情報

2017.10.06「エイリアン2」田中秀幸インタビューを追加しました。

2017.09.22傑作吹替視聴室Vol.26:『猿の惑星』を追加しました。

2017.09.01「エイリアン2」鈴木弘子インタビューを追加しました。

2017.08.25傑作吹替視聴室Vol.25:『エイリアン』を追加しました。

2017.08.04「インデペンデンス・デイ」古川登志夫インタビューを追加しました。

2017.07.28傑作吹替視聴室Vol.24:『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』を追加しました。

2017.07.03『インデペンデンス・デイ』山寺宏一インタビューを追加しました。

2017.06.23傑作吹替視聴室Vol.23:『シザーハンズ』を追加しました。

2017.05.26傑作吹替視聴室Vol.22:『LOGAN/ローガン』公開記念!を追加しました。

2017.04.28『ヒート 製作20周年記念版<2枚組>』菅生隆之【後編】インタビューを追加しました。

2017.03.31『ヒート 製作20周年記念版<2枚組>』菅生隆之【前編】インタビューを追加しました。

2017.02.24『ダイ・ハード/ラスト・デイ』樋浦勉インタビューを追加しました。

2017.01.27『サンズ・オブ・アナーキー』森川智之&五十嵐麗インタビュー【後編】を追加しました。

2017.01.06『サンズ・オブ・アナーキー』森川智之&五十嵐麗インタビュー【前編】を追加しました。

2016.12.22『ホーム・アローン』矢島晶子インタビューを追加しました。

2016.12.09『ホーム・アローン』折笠愛インタビューを追加しました。

2016.10.21『王様と私』壌晴彦インタビュー【後編】を追加しました。

2016.10.07『王様と私』壌晴彦インタビュー【前編】を追加しました。

2016.09.09『X-ファイル』戸田恵子インタビューを追加しました。

2016.08.19『ターミネーター』小山力也インタビューを追加しました。

2016.08.12『ターミネーター』大友龍三郎インタビューを追加しました。

2016.07.22『マイノリティ・リポート』佐藤拓也【後編】インタビューを追加しました。

2016.07.08『マイノリティ・リポート』佐藤拓也インタビューを追加しました。

2016.06.24『コマンドー』若本規夫インタビューを追加しました。

2016.06.10傑作吹替視聴室Vol.21:吹替の名盤特集第四弾を追加しました。

2016.05.27『X-ファイル コレクターズブルーレイBOX』小杉十郎太&相沢恵子&春日一伸インタビューを追加しました。

2016.05.13『X-ファイル コレクターズブルーレイBOX』福永莞爾&平田勝茂インタビューを追加しました。

2016.04.15傑作吹替視聴室Vol.20:『X-ファイル コレクターズブルーレイBOX』特集第3弾を追加しました。

2016.04.01傑作吹替視聴室Vol.19:吹替の名盤特集第三弾を追加しました。

2016.03.18傑作吹替視聴室Vol.18:吹替の名盤特集第二弾を追加しました。

2016.02.29傑作吹替視聴室Vol.17:『X-ファイル コレクターズブルーレイBOX』特集第2弾を追加しました。

2016.01.29傑作吹替視聴室Vol.16:『X-ファイル コレクターズブルーレイBOX』特集を追加しました。

2015.12.04『ウェイワード・パインズ 出口のない街』津田健次郎インタビューを追加しました。

2015.11.13『glee/グリー』坂本真綾&早川陽一インタビューを追加しました。

2015.11.12傑作吹替視聴室Vol.15:吹替の名盤特集第1弾を追加しました。

2015.10.16『Fargo/ファーゴ』森川智之インタビューを追加しました。

2015.09.30『コマンドー』玄田哲章&土井美加インタビューを追加しました。

2015.08.14『エイリアン』大塚明夫インタビューを追加しました。

2015.08.14『24 -TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ』田中敦子インタビュー第1弾を追加しました。

2015.07.14『24 -TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ』小山力也インタビュー第3弾を追加しました。

2015.07.19『24 -TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ』小山力也インタビュー第2弾を追加しました。

2015.06.30吹替の帝王『エイリアン』幸田直子インタビューを追加しました。

2015.06.30『24 -TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ』小山力也インタビューを追加しました。

2015.06.30吹替の帝王 公式サイトをリニューアルオープンしました!

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