キミは日本語吹替の魅力を知っているか?実力派声優が魅せる【吹替】の真実を堪能せよ!

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INTERVIEW #37

 アカデミー賞2部門受賞の傑作サスペンス『ファーゴ』が、監督・脚本を務めたコーエン兄弟自らの手によってテレビシリーズとしてよみがえった。雪に包まれた片田舎を舞台に描かれる新たなサスペンスは、見事、エミー賞&ゴールデングローブ賞作品賞のW受賞に輝いた濃厚さだ。今回は、主演を務めるマーティン・フリーマンの吹替を担当した森川智之にインタビューを敢行。『SHERLOCK/シャーロック』『ホビット』三部作でもフリーマン役を務め、トム・クルーズやユアン・マクレガー役、数々のアニメ作品でも活躍する人気声優が、今作の魅力や裏話、そして自身のキャリアを語った。

●『ファーゴ』のドラマ版に自分が関わるとは思ってもいなかった

──本作は、コーエン兄弟の1996年の映画『ファーゴ』を基にしたテレビシリーズ版で、彼らが製作総指揮にも参加しています。テレビシリーズと内容は異なりますが、映画版はご覧になられていましたか?
 はい、観ていました。
──どんな感想を持たれましたか?
 感想はですね……まず「寒い!」(笑)。それから、面白い切り口のドラマだと思いましたね。仕事とは関係なく、話題になっていたので観たんです。でも、ソフトになってからです。映画館ではなくDVDで観ました。何しろ脚本が面白い。
──映画の『ファーゴ』はアカデミー賞(主演女優賞、脚本賞)にも輝きましたし。ご覧になったのは、ドラマ版の声のお仕事が入る前のことですか?
 はい。
──では、まさかドラマ版で声をアテることになるとは……
 思っていなかったですね。「あれ? このタイトルを聞いたことがあるな」と思って、フタを開けてみたら、リメイク版というよりもそのエッセンスを使った、もうひとつのドラマという感じでした。僕は映画版を面白いと思っているんですが、何しろ登場人物が多いので、理解が難しいところもある。テレビドラマ版は、ひとりひとりのキャラクターに充てる時間帯がたっぷりとあるので、人物描写をゆっくり楽しめる作りになっていますね。ドラマの方も僕は気に入ってます。自分で声を演じたということもありますが。
──映画版とは全然違いますよね。
 場所や設定だけは一緒で、それ以外はまったく違いますね。どの登場人物も、何となくですが「この役は、映画版のこの役だろう」みたいな立ち位置はあって、その辺は面白いなと思いました。
──こういった連続ドラマを声優さんとして声をアテる場合、あらかじめ全話をご覧になっているんでしょうか?
 いえ、観せてくれません(笑)。収録のその都度、その都度ですね。ディレクターさんは、もちろん先の話を知っていますが、僕らは1話、1話です。まあ、軽く情報は教えて頂いたりとか、前もって世の中に出ている情報を手に入れることはできますけれど、先の本編自体を観ることがない。そういう意味では、ファン心理的な部分も含めて楽しめました。「来週はどうなっているんだろう?」とか「早く台本を読みたいな」とか思ってましたね。
──役作りにとって、先の内容が分からないことで、不都合が生じたりしますか?
 いや、特になかったですね。第1話の時に「こういう形で」と任せてもらって、役作りのところでディレクターにOKをいただいたものを、ずっと演じる形だったので。
──では、テレビシリーズ全体の感想は、最後まで演じ終わった後に芽生えてきたのでしょうか。
 そうですね。ソフトが発売されて、じっくり10話を通して観れば新たな発見もあるでしょうし、自分なりの感想がまた出てくると思います。

●映画版と同じオープニングにワクワク、そしてマーティン・フリーマンの演技にビックリ!

──最初に1話目をご覧になった時には、作品世界に対して、どんな感想を持たれましたか?
 オープニングが、真っ白なイメージからのスタートで、映画版と一緒なんですよね。「あっ、これこれこれ!」と思いながら、この寒い、北の片田舎の本当に何にもないところから殺人が起きると想像すると、ワクワクする感覚がわきましたね。主演がマーティン・フリーマンだったので、「どういった感じで演じているのかな?」というのもありました。彼自身もメジャーになったのはつい最近ですが、僕はBBCのドラマ『SHERLOCK/シャーロック』から声を演じさせてもらっていて、『ホビット』シリーズでもアテさせていただきました。彼の演技の振り幅は広いので、今回の役作りの中では、うだつの上がらない、真面目だけど誰にも相手にされない、いちサラリーマンの男をマーティンがどう演じているのかに興味がありました。普通の演技アプローチでは来ないだろうな、とは思っていました。自分の中でも、まだマーティンとの付き合いは浅いので、少し緊張したというか、不安な部分もあったりしましたね。
──実際に彼のレスター役を観て、どういう感想を持たれましたか?
 ビックリしました。しゃべり方も訛りを入れたようだったと記憶にあるんですが、そういう北の雰囲気があったりとか、吃音とまではいかないけれど言葉がなかなか出てこない感じとか。そういうところで、「こんなに雰囲気が変わるんだ」と思いました。最初に観た時は「え、これがマーティン?」と思うくらい、スター性を全て消した地味な中年のおじさんを演じている、そのすごさを感じましたね。イギリス俳優ならではの「本格的に行くぞ!」という雰囲気の演技でした。


──レスターは、ストーリーが進むにつれ、だんだんと変わっていくというか、言い方が悪いんですが、クズになっていくじゃないですか(笑)。
 臆病だからこそ(笑)。
──その振り幅もすごいなと思いました。
 そうですね。このドラマ自体が、良い人間と悪い人間の極端なところからスタートして、それが人間性でどんどん変わっていくコミカルさがありますね。僕は観ていて、「これはコメディの要素が強い作品だ」とすごく感じていて、実際、笑えるシーンが多いんです。真っ白な雪の上に鮮血がシャーっと出ちゃう描写が、逆に滑稽というか。田舎だからこそ、一度タガのはずれた事件が始まっちゃったら、もう止められないみたいな、そんな雰囲気もあって面白かったですね。
──その滑稽さみたいなものをマーティン・フリーマン演じるレスターが一手に背負っている面もあると思うのですが、森川さんが役作りで一番注意した部分はどんなところでしょう?
 狙わずに、いたって真面目に演じよう。そうするからこそ観ている人に、面白さが伝わるだろうと考えました。「ここで笑わせたり、ここで面白く見せなきゃ」という気負いを声に入れてしまうと、観ている人はワザとらしく感じたり、ドラマに入り込めなくなったりするので、本当に次の展開が分からないような、いたって真面目に、リアルタイムでレスターが生きていくように演じました。それが善に転ぶか悪に転ぶかのか、その時の動揺の加減がほんの些細なさじ加減で変わってしまう、そんな危うさみたいなものを表現できればいいかなと。
──先ほど「クズになっていく」とサラっと言ってしまいましたが、1話ずつご覧になったということは、彼が悪に振れていく展開には、かなり驚かれたのでは?
 そうですね、たまに悪の顔になったりとか。表情がね……撮影による効果などもあると思いますが。途中で未亡人を抱いたりするシーンがあるんですが、その流れは完全に復讐になっていて、彼の変わりように「すごいなぁ」と(笑)。それとバランスというか、微妙なところで悪に振れてゆくのがうまいですよね。ワザとやっちゃうのではなく、流れでそうなってゆく、リアルな人間を観られるというところですかね。
──未亡人の美熟女とのシーンとか、私は観ていて面白かったんですが、吹替える方は大変じゃないかと思うのですが、どうでしたか、ああいったシーンは?
 激しかったですね(爆笑)。
──収録の現場も激しかった?(笑)
 激しかったです(笑)。確かあれは井上喜久子さんと、だったのかな。
──ご一緒に?
 ええ、一緒に収録しました。そのシーンのレスターの目の見据えている先にあるものが、様々に展開していくわけですが。あれほどうだつの上がらなかったレスターが、色々なことを考えるようになって、ましてや自分の弟すら身代わりに……。転落していくというか、人間が行ってはいけない方向に行ってしまう。奥さんも、彼があの時に救急車をすぐに呼んでいれば、違う展開になるはずだったのに、だんだん変わっていって……行っちゃいけない方向に必ず行くというか(笑)。それが面白いんです。
──『SHERLOCK』のホームズの相棒ワトソンもそうですし、トム・クルーズなどもアテてらっしゃるので、森川さんには良い人やヒーローをやってらっしゃるイメージがあるのですけれども、今回のようにダークな方向に堕ちていく役というのは、役柄としていかがでしたか? 楽しさみたいな点では?
 楽しいですね。『スター・ウォーズ』シリーズでは、僕はユアン・マクレガーが演じるジェダイのオビ=ワン・ケノービの声をやっていて、ダークサイド堕ちていくアナキンの姿を見ているので、「レスターの堕ちっぷりもこういうことかもなあ」とか思ったり(笑)。僕はアニメーションでは悪役もやっていたりするのですが、洋画の吹替に関しては、意外と悪役は少ないかもしれませんね。

●あっさり殺される登場人物に、参加声優たちも戦々恐々!?

――25年前、「日曜洋画劇場」版の収録のことは覚えていらっしゃいますか?
 みんな楽しんでやってました。話し自体が面白いので、「次はどうなるんだろう?」ってみんな戦々恐々としてました。「自分の役、死んだりしないよね?」って(笑)。
──登場人物は、誰でもあっさり殺されますものね(笑)。
 そうなんですよね。声の出演者がみんな楽しみにしているのに、あるキャラクターが殺されちゃうと、ちょっと可哀想な感じです。「いやぁ、楽しいね!」って盛り上がっているところで、「●●さんは、来週から来なくていいです」ってなっちゃうとね(笑)。こういったことは、テレビシリーズならではのことですが。長いシリーズだと『ゲーム・オブ・スローンズ』(ピーター・ディンクレイジ演じるティリオン・ラニスター役)もやっていて、今は第5章がスタートしています。途中で死んじゃった人……というのも語弊がありますが、声を演じていた方に別のスタジオで会ったりすると「今、『スローンズ』のストーリーはどうなってるんですか?」とよく訊かれます(笑)。

●役作りについて──『FARGO』のレスターは、『ホビット』のビルボに似ている!?

──先ほどマーティン・フリーマンの声を演じてきたなかで、今回はマーティンが演じているにしても今までとはまったく違う役だという、お話がありました。役柄が変わると声の意識も変わるものなのでしょうか。それとも「役は違っても、マーティン・フリーマンという俳優を声で演じている」という意識なのでしょうか?
 僕の場合は、マーティンが辿っている演技を自分で再現して演じているので、根底はやはりマーティンですよね。彼が様々な役にチャレンジしているという中で、「役柄が全然違うから、全然違う声を出す」のではなく……そういう意味では、あまり僕は声色は意識していなくて、役作りをメインにしていています。気持ちで出た声が役に乗っかるという風にしているので、「こういう声音で演じよう」ということはありません。気持ちから自然に出てきた声があって、「これで問題なければ、これで行こう」という感じですね。まあ、今作のマーティンは『ホビット』のビルボ役と若干似ているとは思います。『ホビット』はいわゆるファンタジーですが、『FARGO』のレスター役でも、恐らく演技を同じ方向に置いているように感じます。『ホビット』のビルボ役も、気の弱いキャラクターですから。
──周りに影響されて変化してゆくところ、などでしょうか。
 そうですね。ビルボも最初はけっこうズル賢いところがあったのが、最後にはとてもいいキャラクターになっていくじゃないですか。善に向かうか悪に向かうかで方向は逆ですが、ビルボもレスターも、演技の矢印は共通しているように思います。『SHERLOCK』のワトソンに関して言えば、全然違っていますね。彼は軍医という設定ですから。そこをベースとして演技を組み立てているので、ビルボやレスターとは異なると思います。

●マルヴォ(ビリー・ボブ・ソーントン)=山路和弘の“しゃべらない”演技に釘付けになる!


──『FARGO/ファーゴ』の中で、注目してほしいシーンを教えてください。
 ローン・マルヴォ(演じるのはビリー・ボブ・ソーントン、吹替は山路和弘が担当)との掛け合いは、面白すぎる、というかすごいです。
──第1話でレスターがマルヴォと出会う、病院のシーンから……。
 そうです。僕はレスターを演じていますが、マルヴォの芝居というか彼の挙動というものに、視聴者は釘付けになると思います。
──すごいキャラクターですからね。役柄的には、ちょっとズルいですよね(笑)。
 映画版のスティーヴ・ブシェミの際立ったキャラクターがマルヴォにあたると思うんですが、ブシェミが色々とまくし立てるのに対して、マルヴォは正反対で、あまりしゃべらない。しゃべらない怖さですよ。そこで、「俺だったら殺すよ」みたいな感じでボソッと言う。すごい間(ま)を使って。レスターとの病院の待合室での会話とか、異様に面白くて、あそこで『FARGO』が成功するかしないかが決まってしまうような、大事なシーンでした。山路和弘さんが、また最高です。語らない演技。声優なので、しゃべらなければいけないんですが、語らない山路さんが、毎回僕の隣でずーっと立っている、これ自体が芝居になっちゃうんですよ(笑)。すごいと思います。間の芝居が最高ですね。
──収録現場でもゾッとしたりするんですか? 隣りにマルヴォがいるみたいな?
 ありますね。実際マルヴォに見えてきましたから(笑)。ニコニコしながら殺されちゃうかもしれないような感覚です。いつも山路さんは、僕の隣りに座っていましたが、声優なのにしゃべってない時の芝居も面白いっていう。
──う~ん、深い。
 山路さんがボソってひと言をしゃべる台詞が、ちゃんと間を活かした芝居になっているんです。そのひと言だけで。ですから、台詞が重いというか、ちゃんと効いてくるんですよね。このタイミングで、この秒数で、この台詞を言えばいいというものではなくて、間をちゃんと自分で作ってボソって言う感じがすごく効果的なんです。
──レスターも口数が多いわけではないですよね。
 そうですね。
──見るからにアタフタしている感じとか、そういうのはどう声に反映させていくのですか?
 頭の中でフル回転しているようなお芝居でしょうか。例えば、レスターが奥さんを殺した時に、マルヴォにしか電話ができない、でも混乱していて何て言えばいいのか分かんないんだけど助けてくれみたいな感じでしょうか。でもここで「助けてくれ」と言ってしまうと、彼は本当に来てしまう(笑)。そうなると、悪の世界に踏み入っちゃうわけじゃないですか。最初はアタフタしながらやってるのが、どんどん虚偽を上乗せしていくことになる。ひとつ嘘を付けば、またもうひとつ嘘を付く。今度はその場をどう乗り切るか、みたいな悪知恵がどんどん働いていく。そんなレスターの頭の中のお芝居というか、そういうのを表現できたと思います。

●映画版が好きなら躊躇なんて必要ない、これが新しい『ファーゴ』だ

──映画版は知っているけれども、テレビドラマは長いので観るのを躊躇している人もいると思うのですが、今回のドラマならではの見どころ、お薦めのポイントをお聞かせください。
 躊躇している……「何で躊躇しているんですか?」と言いたいですね。映画版のファンだったら観たほうがいいですよ。映画版の監督のコーエン兄弟が、このテレビドラマにも関わっていますから。映画版をしっかりと踏襲しているし、オープニングを観れば、映画版を観た時の面白さ、感動が再びよみがえると思います。映画とは違う、もうひとつのドラマが始まることにも、相当ワクワクできるはずです。映画が2時間で収めていたものが、全10話にまで広がっています。僕からすれば、じっくり内容を描いた、上映時間の長い、新たな『ファーゴ』の映画ができたという感じもしています。より楽しめると思いますので、ぜひともご覧になってください。
──時間が長くて嬉しいくらいの作品ですね。
 そうですね。第1話を見てしまうと、もう寝られなくなるんじゃないですか(笑)。「全部続けて観たい!」となって。

●森川智之が語る、「吹替版の魅力」とは?

──ここからは吹替自体についてお伺いします。森川さんの考える吹替版の魅力は、どういうところにあると思われますか?
 たぶん他の声優さんもおっしゃっていると思いますが、吹替版は情報量が多いので、吹替によって映画をより楽しめるようになっていると僕は思います。吹替版で観ると、物語に入り込みやすいと思うんですよね。まず僕らがやらなきゃならないのは、ひとつひとつの映画を理解して、吹替というお手伝いをすることによって、その映画がより……たとえばコーエン兄弟の作った映画だったら、そのコーエン兄弟の想いを汲み取ったお芝居ができているというのが前提ですね。そこにさらに映像などが情報として入ってくるので、より楽しめると思うんです。
──吹替をするうえで一番大事にしているのが、いまおっしゃったようなことですか?
 基本的に僕は、「吹替」はお手伝いだと思っています。裏方の仕事をしている感覚が好きだったりもするので。
──誰よりも作品の理解者である、という感覚もあるんでしょうね。
 僕自身が映画は好きなので、例えば映画館に行って、ある作品を字幕で観て感動したとします。その作品を自分が吹替をすることになった場合、他の人にも字幕で観たときと同様に吹替版で感動してもらうためにはどうすればいいのかを考えますね。
──ちなみに森川さん自身は、吹替派なんでしょうか? それとも字幕派?
 両方観ます(笑)。戸田奈津子さんとも仲いいですし(笑)。
──字幕も観なきゃいけないと。
 字幕の面白さというのもあるんです。字幕は吹替よりも制限された文字数で作ってゆく必要がありますし、切り捨てなければいけない部分もたくさん出てきます。そういった制限のもとで、言葉を工夫したり置き換えたりして、観客に伝わる字幕を作ってゆくわけです。そこに、字幕翻訳家の方の感性が出たりして、面白さも出てくる。僕ら以上に職人だと思いますね。
──テレビドラマでは、字幕版を先に作ってから吹替版を作る場合もあると思ます。
 字幕版が先に放送されたりもしますよね。
──そういう場合は、字幕版をご覧になりますか?
 観ますね。けっこう好きです。
──言葉や文字の制限もあるので、吹替版との違いを確かめたりもするんですか?
 そこまでするのは時間的に難しいんですが、DVDやブルーレイで、気になったシーンを字幕、吹替で切り替えて、「こんな風に訳しているんだな」とか発見をすることはあります。
──字幕を観ている人に「吹替版の良さ」をアピールしてください。
 字を追う必要がなくて、画面に集中できる、ということでしょうか。今の映画は、昔の映画に比べてスピードや情報量がものすごく多くなっています。CGもそうですが、3Dだったりすると画面の情報がハンパじゃない。台詞のテンポも速いし、字幕では細かいニュアンスを受け取れない場合もあります。字幕派の方は、一度でもいいから吹替にちょっと変えてもらって、その面白さを体感して欲しいですね。

●体育教師になりたかったスポーツマンが、どうして声優を目指すことになったのか?

──森川さん自身についてお伺いしたいのですが、声のお仕事をされるようになったきっかけを教えてください。
 僕は声優になろうと思っていたわけではなくて、もともとは体育教師になりたかったんです。小さい頃からずっと運動が得意で、野球をやったり柔道をやったりしてきてまして、体育大学系の高校に入学したんですよ。このまま行けば大学に上がって教員免許を取り、地元の中学とかで体育の先生をできればいいなと考えていたんです。
 ところが、高校の部活でアメリカンフットボールをやっていたときに、頸椎損傷という大きな怪我をしてしまって……その後遺症は今でも残っているんですが……上に行くことができなかったんです。部活や運動を辞めざるを得なくなってしまいまして、そこで自分の夢の職業に就けなくなって、まあ挫折ですよね。それで「どうしようかな」と思っていた時に、友人から「森川はしゃべるのが得意だし、運動をやってる時も声が大きいから、何か声を使ってスポーツの世界に携わればいいじゃないか。そういう仕事に就けば?」と言われました。それじゃあ、どういった仕事があるかを考えたときに、実況中継のアナウンサーやレポーター、スポーツキャスターのような、スポーツに携わる声を使っての仕事を目指せばいいんだと、興味を持ったんです。
 そこで専門学校から案内書を取り寄せてみたら、アナウンス科だけでなく、声優科というのもあったんです。案内書ですから、すごく楽しそうな男女のスナップ写真が載ってるんですよね(笑)。僕はずっと男子校だったので、面白そうだなと思っていると、さっきの友人に「声優になれば、お前がなれなかった体育の先生をアニメの中でやれたりとか、野球選手にもなれるし、サッカー選手にもなれるんだよ」って言われまして。それで方向転換をして声優を目指すことにしたんです。
──ハリウッドスターでもアメフトをやっていて怪我をして俳優に、という人が多いです。スポーツから転じて、演じる仕事に就く人は多いように思います。
 俳優は、身体を使うじゃないですか。身体を使うと、どういった時に人間の身体は緊張してこわばるかとか……例えば走っている時の身体はどういう状態だとか、飛び降りる時とか、飛び上がる時、何かを掴む、振り上げたり、殴ったりとか、そういうシーンは、運動してきたことでだいぶ助かりましたね。やってて良かったなというのがあります。アクションも多いじゃないですか、ハリウッド映画でも。そういう意味では楽しく最初からできたのはありますね。

●『アイズ・ワイド・シャット』との出会いが、自身のキャリアを大きく変えた

──声優のお仕事の道に歩んでから、いまこうしてご活躍されているわけですが、ご自身のキャリアのきっかけになった作品、この作品があるから今の自分がある、というものはありますか?
 東北新社さんが吹替版を制作した作品ですが、スタンリー・キューブリック監督の『アイズ・ワイド・シャット』が僕の中では転機です。これはキューブリックが亡くなって、その記念ボックスが発売される時(2001年発売の「スタンリー・キューブリック DVDコレクターズボックス」)のことでした。監督の最後の作品なので、吹替版を作るのに大々的なオーディションがあって、僕がトム・クルーズの声をアテた初めての作品になったんです。『アイズ・ワイド・シャット』でキューブリックの助監督を務めたレオン・ヴィタリという方が演出をしてくれました。もちろん、日本側の演出家として木村絵里子さんがついてくださって、レオンさんと通訳の方がついて、吹替を収録したんです。トムのオーディションに受かった時には、事前に収録前に部屋に呼ばれて、レオンと面接までしているんですよ。
──オーディションに受かった後に、ですか?
 その後で面接がありました。いわゆる収録前のディスカッションみたいな感じですね。
──その時に、色々言われるわけですか?
 はい、色々。「お前はキューブリックの作品をどう思う?」とかね。
──そこから?(笑)吹替の打ち合わせじゃないですね(笑)。
 これから吹替えるにあたっての覚悟を訊かれるようなものでしたね(笑)。恐らく、新社さんでも伝説になっているかと思います。ベッドシーンがあって、マリファナを吸いながらちょっとハイになっている夫婦の、ちょっとしたズレた会話のシーンがあって。三分坂のスタジオだったんですが、そこにソファベッドを置いて、レオンさんがマイクを垂らして、「森川、ここに寝ろ」と。「映画の中ではトムも寝ているから」って(笑)。台本なんか見れないですよ。台詞をすべて憶えておかなきゃいけないんです。声優ではなくて、普通の俳優のようでした。
──淫らな感じで……?
 服は着てました(笑)。レオンのリクエストとしては「トムと同じ芝居をしてくれ」ということだったんです。トムが創ったものを理解して、同じ役作りを辿るようにと。ひと言だけに何十テイクも録りました。パッと言ったら「お前はいま、どういう気持ちで言ったんだ?」と確認されます。こんな調子なので、1ロール、15分ほどを録るのにまる1日かかりました。朝9時から録り始めて、夜中まで。
──普通は、どのくらいの時間で録るものなんでしょう?
 1日あれば映画1本を録れますね(笑)。『アイズ・ワイド・シャット』では、僕だけの別録りでしたが、1週間くらい掛かりましたよ。終わったのは夜中の3時くらいでした。
──そういった収録方法は、他の映画の吹替でもあったりすることなんですか?
 ありません。レオンさんは、ニューヨークのアクターズ・スタジオ出身の俳優さんでもあったと思いますが、朝スタジオに入ったら「ストレッチしようか」と言われまして、2人でストレッチをするところからスタートでした。そういうことを普段からやってたら、もう作品ができないじゃないですか。我々は制限のある中でプロとして表現していかなきゃならない。でもレオンさんは、僕をひとりの俳優とみなして、日本の吹替のルールや決まりには全然収まらない役作りの指導をしてくれました。「これは、トコトン付き合うしかないな」と覚悟を決めて臨みました。あの記念ボックスは世界で発売されたんですが、レオンさんは各国語版のすべての演出をしたんです。後で彼から手紙を貰ったんですが、「日本版が一番良い」と書いてありました。もちろん、吹替版をトムも観て気に入ってくれたようで、『アイズ・ワイド・シャット』のアフレコの時には、トムが撮影で使ったお面をレオンさんからプレゼントされたんです。家のどこかにあります。大切にしまってあります。「どこにしまったっけ?」というくらい(笑)。

●お気に入りの映画と、思い入れのある俳優たち

──声優というお仕事を外れて、好きな監督、俳優さん、映画というのはありますか?
 う~ん、たくさんありますね……。
──特にお気に入りの映画は?
 お気に入りといえば、『ニュー・シネマ・パラダイス』が大好きです。『海の上のピアニスト』の監督(ジュゼッペ・トルナトーレ)の作品ですね。若い頃は、あの映画を観て途中で眠くなっていたりしたんですが、30歳あたりを過ぎて観直すと自然と涙が出て来てしまう。あの作品の中で、自分自身に投影されるものが少しずつでてくるんです。それから、トム・クルーズの『7月4日に生まれて』も好きな作品です。実話をもとにした映画で、ベトナム戦争に行った青年兵が半身不随の負傷兵として車椅子で帰還して、反戦運動家に変わっていく話です。「トム・クルーズという俳優はすごい」と感じた作品でしたね。わざわざ髪の毛まで抜いて、車椅子で演じるわけです。あの作品のソフト版の吹替を、ACクリエイトさんで2日かけて、中野洋志さんの演出で収録しました。最後のほうで、いい感じで僕の声がかれて、妙にリアルになりました。演説のシーン、反戦運動のデモのシーンなどで、ずっと声を張り上げているので、かれてくるんですよ。それがいい感じではまったように思います。
──森川さんの転機には、はやりトム・クルーズがいますね(笑)。
 彼の声を演じるようになって、長いですから(笑)。
──他にも色々な俳優の声を演じていますが、その中で印象深かったり、好きな方はいらっしゃいますか?
 ユアン・マクレガーです。彼の声を演じるのは楽というか、サッとできるというか。自分で聴いても、自分の声はマクレガーの声に似ていると感じていて、色んな作品で彼を演じるときも役に入りやすいですね。どちらかというと、僕はイギリスの俳優と合うようです。ジュード・ロウなどもそうですね。
──ご自分が声をアテた俳優には、思い入れがありますか?
 ものすごくあります。自分が声をアテていない作品であっても、ソフト買ったりすることもあります。
──ご自分が担当される俳優の演技をチェックしたいという気持ちからでしょうか?
 そうですね。トム・クルーズを例にとりますが、彼は青春スターからスタートしました。その呪縛から抜け出そうとして、『トップガン』を転機として大スターに上り詰める。そこからいわゆる実力派、演技派になるまでの、作品選びもすごい。パーフェクトというか、自分自身を俳優として完成させようとして、キャリアを積んでいく。『レインマン』にしてもそうですけれど、色んな役柄にチャレンジしていく人なんだと思いましたね。『コラテラル』では殺人鬼の役まで演じています。髪の毛を銀髪にして、今までとは違う顔つきになって、過去のイメージを払拭したいという意気込みを感じました。『ミッション:インポッシブル』もそうですが、製作総指揮も担当したりして、俳優以外のところでも「チャレンジしているなぁ」と思いますね。
──トム・クルーズとお会いになったことは?
 あります。ガッチリ握手しました(笑)。スターでした。トム・クルーズはトム・クルーズでしたね。

●アニメファンにも実写の吹替版を観てほしい──吹替の面白さを盛り上げたい

──アニメ作品から、洋画、実写のテレビドラマなどもやってらっしゃいますが、吹替えるにあっての違いはありますでしょうか?
 アニメと吹替とを比べてみると、アニメは限りなくゼロベースから作るものですね。できあがったものではなくて、作っていくもの。想像力やイマジネーションが非常に大切だったりします。もちろん2次元の世界なので、声の演技も立体的に作っていかないと説得力が出てこない。実写の吹替の場合は、声を入れる作品は完成していますので、吹替でもそれ以上もないですし、それ以下も現われてきません。そこが大きな違いだと思います。
──アニメ作品の森川さんを知っている人たちにも、テレビドラマや洋画作品での森川さんを観てほしいなと思います。
 そうですね。僕自身も、実写の吹替版の布教活動をしてるんです。アニメしか観ていなかった僕のファンが、外国ドラマにハマってくれたりとか、公開中の『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』を「もう何回も吹替を観に行ってます」などの報告を受けると、本当に嬉しいですね。トムのファンから入って僕を知ってくれた人もいるし、どんどん吹替の魅力が広がることを願っています。僕の役割としては、吹替の面白さを色んなところで盛り上げたいと思っています。
──『FARGO』のレスターを観たら、森川さんのファンはビックリしちゃいますね。
 驚くよりも、ストーリーにのめり込んでしまうんじゃないでしょうか。僕のファンの方は、入り口が僕目当てであっても、僕のことを忘れてしまうほど作品に入ってくれるんですよ。それが嬉しい。やはり吹替なので、僕の顔は消えてしまいたいんです。映画ファンにとって森川の顔は、ジャマなんですよ。吹替版でも、映画の楽しさを純粋に味わってもらいたいんです。だから目を閉じれば森川の顔が浮かぶ、みたいなことはやりたくないんです。

●声優を目指す人たちへのアドバイス「本を読んだ方がいい」

──業界では人気声優が数多く登場しているだけではなく、声優志望の方々も増えていますが、そういう人たちに向けてのアドバイスをお願いします。
 声優は華やかな世界にいるような印象がありますが、実は地味な作業であって、スタジオ作業の歯車のひとつでしかありません。とはいっても、声の演技というものは、俳優のひとつの仕事ではあります。そういう意味では芸能に携わることになりますから、色んなものを吸収して感性を大切にして欲しいですね。初期のラジオドラマも勘定に入れると、声優という言葉が生まれて90年くらいになるんですかね。僕らの先輩たちが頑張って、地位向上も含めて切り拓いてくれたものの中に、僕らもいさせていただいてるわけです。でも元を返せば、声の仕事は職人芸であり、裏方作業です。番組のナレーションを例にとっても、作品に華を添え、完成させるためのひとつのパーツだったりします。ただ単に目立ちたいとか、自分の声が面白いから声優になってやろう、ではなくて、「一緒に物を作っていく」という感覚は必ず持っていて欲しいです。その部分を突き詰めれば、絶対皆が楽しめるものを作れると思います。
 それから、本を読んだ方がいいですね。小説でも文学でもいい。よく声優志望の人から「僕はアニメでこの作品を観て感動したので、同じように感動させるために声優になりたい」と言われることが多いんです。「このゲームの声をやりたいから」とか。でも、それだったらゲームを作る人になればいいし、アニメを作る人になればいい。でも僕らは役者だから、やはり演じる際には、毎日目の前にあるのは漫画でもなければ、ゲーム機でもなくて、台本なんです。常に文章を読む仕事です。文章を読み込み、それを表現する作業が毎日続くわけです。となると、最初のきっかけはどうであれ、もし声優になりたければ、そういう毎日が続くということを念頭に、文字に慣れるという意味でも文章を読む、読書をすることはとても大切だと思うんです。

●『FARGO/ファーゴ』に興味を持った方たちへのメッセージ

──このインタビューをきっかけに『FARGO』に興味を持ってくださる方に、メッセージをお願いします。
 映画版を知っている方は、このテレビシリーズを観ることによって『ファーゴ』という作品の全てを語ることができるでしょう(笑)。恐らく、それがコーエン兄弟が望んでいることだと思います。初めて『FARGO』をテレビシリーズでご覧になる方は、一度観はじめたら途中でやめられなくなるほど、すごい魅力を持った、目の離せない作品です。どこにでもいるような、もしかしたら隣りの家でもあり得るような、そんな家庭で起こったひとつの出来事が、果てしなく悪い方に向かってしまう。バイオレンスでもあり、コメディでもあり、人間の中の滑稽さを鋭く描いています。「なんでこんなことやっちゃったの?」ということが現実社会でもありますよね? でも人間ってダメな方、ダメな方に行っちゃう時があるんです。そういった面白さを、『FARGO』で楽しんでもらえたらと思います。コーエン兄弟が映画版で本当はやりたかったことが、テレビシリーズでは出来ているなんじゃないかと、そう思わせる表現法のシーンもたくさんあります。そのへんをぜひ観てほしいですね。寒~い町を舞台にしたシリーズなのでマフラーでもしていただいて(笑)。真っ白な世界ですからね。
(2015年9月18日/於:東北新社/取材:渡邉ひかる/文:村上ひさし/協力:東北新社、フィールドワークス)
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森川 智之(もりかわ としゆき)【プロフィール】

1月26日生まれ、神奈川県出身。株式会社アクセルワン代表取締役社長。高校卒業後、勝田声優学院を経て声優活動を開始する。洋画ではトム・クルーズ(『ミッション:インポッシブル』シリーズ、『アウトロー』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』など)、ユアン・マクレガー(『スター・ウォーズ エピソード1~3』『ゴーストライター』『エージェント・マロリー』ほか)、ブラッド・ピット(『セブン』テレビ朝日放送版、『スパイ・ゲーム』テレビ東京放送版など)、キアヌ・リーブス(『マトリックス』フジテレビ放送版、『コンスタンティン』テレビ朝日放送版など)、マーティン・フリーマン(『SHERLOCK/シャーロック』『ホビット』シリーズ)などを持ち役としている。アニメーションのアテレコ、ゲームの声、ナレーション、ラジオなどでも幅広く活躍中。

解説&ストーリー

 世界的な評価を集める映画製作コンビ、コーエン兄弟が初のアカデミー賞を受賞した1996年の傑作サスペンス『ファーゴ』(脚本賞、主演女優賞の2部門受賞)を、ダークなユーモアに満ちた世界観は同じながらも、新たなキャラクターとストーリーで再構築したのが、このテレビシリーズ『FARGO/ファーゴ』だ。『SHERLOCK/シャーロック』『ホビット』のマーティン・フリーマン演じるうだつの上がらない保険営業マンが、病院で謎の殺し屋(ビリー・ボブ・ソーントン)と出会ってしまったことから始まる泥沼のような連続殺人。グイグイ引き込まれる面白さが全米を夢中にさせ、エミー賞では作品賞(ミニシリーズ部門)を含む3冠、ゴールデングローブ賞でも作品賞(TVムービー/ミニシリーズ)を受賞する快挙を成し遂げた。コーエン兄弟自身が製作総指揮に名を連ね、『BONES -骨は語る-』脚本を務めた才人ノア・ホーリーが、単なるリメイクでも続編でもない新たなる“ファーゴ”を作り上げた。

吹替のポイント

 トム・クルーズやキアヌ・リーブス、ユアン・マクレガーといったハリウッドの二枚目スターから、コメディのアダム・サンドラーに至るまで、現在活躍中の主演級俳優を多数務めている実力派・森川智之がマーティン・フリーマンを担当。『SHERLOCK』『ホビット』でもフリーマンの吹替を務めているだけに、ファンは安心・納得のキャスティングだ。また、森川は『金田一少年の事件簿』の明智健悟役や『戦国BASARA』シリーズの片倉小十郎役など、アニメ、ゲーム作品でも大活躍。耳になじみのあるユーザーも多いに違いない。その相手役(?)ビリー・ボブ・ソーントンには、俳優としても活躍する山路和弘。ジェイソン・ステイサムやラッセル・クロウの吹替も担うあのシブい声で、不気味な存在感を醸し出す間を取った芝居を披露している。インタビュー内でも激しいシーンが話題となったが、『ああっ女神さまっ』『マクロスF』の人気声優・井上喜久子の参加も聴き逃せない。

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2017.03.31『ヒート 製作20周年記念版<2枚組>』菅生隆之【前編】インタビューを追加しました。

2017.02.24『ダイ・ハード/ラスト・デイ』樋浦勉インタビューを追加しました。

2017.01.27『サンズ・オブ・アナーキー』森川智之&五十嵐麗インタビュー【後編】を追加しました。

2017.01.06『サンズ・オブ・アナーキー』森川智之&五十嵐麗インタビュー【前編】を追加しました。

2016.12.22『ホーム・アローン』矢島晶子インタビューを追加しました。

2016.12.09『ホーム・アローン』折笠愛インタビューを追加しました。

2016.10.21『王様と私』壌晴彦インタビュー【後編】を追加しました。

2016.10.07『王様と私』壌晴彦インタビュー【前編】を追加しました。

2016.09.09『X-ファイル』戸田恵子インタビューを追加しました。

2016.08.19『ターミネーター』小山力也インタビューを追加しました。

2016.08.12『ターミネーター』大友龍三郎インタビューを追加しました。

2016.07.22『マイノリティ・リポート』佐藤拓也【後編】インタビューを追加しました。

2016.07.08『マイノリティ・リポート』佐藤拓也インタビューを追加しました。

2016.06.24『コマンドー』若本規夫インタビューを追加しました。

2016.06.10傑作吹替視聴室Vol.21:吹替の名盤特集第四弾を追加しました。

2016.05.27『X-ファイル コレクターズブルーレイBOX』小杉十郎太&相沢恵子&春日一伸インタビューを追加しました。

2016.05.13『X-ファイル コレクターズブルーレイBOX』福永莞爾&平田勝茂インタビューを追加しました。

2016.04.15傑作吹替視聴室Vol.20:『X-ファイル コレクターズブルーレイBOX』特集第3弾を追加しました。

2016.04.01傑作吹替視聴室Vol.19:吹替の名盤特集第三弾を追加しました。

2016.03.18傑作吹替視聴室Vol.18:吹替の名盤特集第二弾を追加しました。

2016.02.29傑作吹替視聴室Vol.17:『X-ファイル コレクターズブルーレイBOX』特集第2弾を追加しました。

2016.01.29傑作吹替視聴室Vol.16:『X-ファイル コレクターズブルーレイBOX』特集を追加しました。

2015.12.04『ウェイワード・パインズ 出口のない街』津田健次郎インタビューを追加しました。

2015.11.13『glee/グリー』坂本真綾&早川陽一インタビューを追加しました。

2015.11.12傑作吹替視聴室Vol.15:吹替の名盤特集第1弾を追加しました。

2015.10.16『Fargo/ファーゴ』森川智之インタビューを追加しました。

2015.09.30『コマンドー』玄田哲章&土井美加インタビューを追加しました。

2015.08.14『エイリアン』大塚明夫インタビューを追加しました。

2015.08.14『24 -TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ』田中敦子インタビュー第1弾を追加しました。

2015.07.14『24 -TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ』小山力也インタビュー第3弾を追加しました。

2015.07.19『24 -TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ』小山力也インタビュー第2弾を追加しました。

2015.06.30吹替の帝王『エイリアン』幸田直子インタビューを追加しました。

2015.06.30『24 -TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ』小山力也インタビューを追加しました。

2015.06.30吹替の帝王 公式サイトをリニューアルオープンしました!

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