運命の逆転
「ゲームは“運”と言うが――このゲームの決め手は“度胸”だ」

殺人を企て、大富豪の妻を植物状態にさせた罪で懲役30年の有罪判決を受けた夫。有罪にしかなりえない裁判なのに、夫に依頼されて弁護を引き受けたのは、法学部教授で人権派弁護士のアラン。彼は依頼人や上流社会に疑念を抱きながらも、あくまでもビジネスとして弁護チームを組む。チームの面々は教授の生徒たち! ニッポンでは考えられないだけに興味をひかれます。無罪を勝ち取っても真相は闇の中。夫を演じたジェレミー・アイアンズの冷徹な表情がエンドマークのあとも謎を残し、極上のサスペンスを醸しています。