エルマー・ガントリー/魅せられた男
「子供の時は子供らしく物事を理解した 大人になった時――子供らしいものは捨てた」

アメリカで初めてノーベル文学賞を受賞したシンクレア・ルイスの小説を映画化。口八丁手八丁で世渡りし、女性関係も自堕落なセールスマンのエルマー・ガントリー(バート・ランカスター)。美貌の女性伝道師シャロンに一目惚れした彼は、彼女に近づこうと信仰心もないのに伝道の団体に入る。天性の口のうまさで伝道をイベント化し、団体を拡大して民衆から圧倒的な支持を得る。ガントリーを知って、清純なシャロンは揺らぐ。やがて暴かれる彼の過去。情報操作で動いてしまう人間の怖さも伝わってくるドラマです。