インドへの道
「インドがあなたを自分に立ち向かわせるのよ」

イギリスの植民地だった時代のインド。婚約者に会うために義母とやって来たイギリス女性のアデラは、異郷の地で東洋の神秘を目にしてカルチャーショックを受ける。アデラがインド人医師と出かけた洞窟で妄想から混乱し、医師に暴行されたと偽りの証言をしたことで、反英運動の渦が広がっていく。大所高所からではなく精神不安定な女性の心理を通して、イギリスにとってのインド、インドにとってのイギリスが浮かび上がってきます。偏見なくインド人を見つめる叔母役の名優ペギー・アシュクロフトも印象に残ります。