絞殺魔
「手かがかりを得るためなら 鳥の腹の中も調べる」

1962年からボストンで連続して起こった女性ばかり13人の絞殺事件。ドラマは実際の事件を元にドキュメンタリー・タッチで展開する。緊迫感にみちた演出がスリリング。分割画面の多用による多層的な視点は、観ている者が目撃者であり、観察者でもあり、現場に立ち会っているような気分にさせます。捜査に任命された検事総長補佐ボトムリー(ヘンリー・フォンダ)の「新聞は論説だけ読んでテレビも見ない」というキャラがユニーク。犯人がはじめて顔を見せるタイミングも巧みで、犯人役のトニー・カーティスが好演です。