許されざる者
「なぜ行かせないの なぜ引き留めるの?」「ママが真実を言った時 死にたかった」

人は出自を知ると戸惑う、揺らぐ。両親を亡くし、テキサスの開拓民ザガリー家で育ったレイチェル(オードリー・ヘップバーン)。彼女には白人の敵ネイティブアメリカンの血が流れてる! それは、白人の憎悪が広めた噂。彼女は許されざる者なのか。白人とネイティブアメリカン。白人と白人。その間での憎しみと復讐。実兄へライフル銃を向けるレイチェル。悲しみと決意を湛えた表情が美しい。ザガリー家の長兄ベン(バート・ランカスター)の家長的言動も印象深い。“永遠の妖精”ヘップバーン唯一の西部劇出演作です。