眼下の敵
「人間的な過ちは失せ、戦争から人間味が失せた」「レーダー電波の向こうに頭脳を感じる」

舞台は第二次世界大戦下の南太平洋。そこで繰り広げられる米駆逐艦VS独Uボートの激戦。海上と海底。顔の見えぬ相手の動向を探る双方の艦長(ロバート・ミッチャムVSクルト・ユルゲンス)。壮烈な駆け引きの頭脳プレイは緊迫感満点。敵ながらアッパレ! お互いに相手の力量を認めて讃え合う姿は、原作が実体験だけに臭さを感じさせません。両艦長の武勇伝ではなく、2人の人間性が同じ目線で描かれています。初めて2人が顔を合わせるシーンは必見。リーダー論、組織論として観ても見応えある戦争アクションです。