怪人カリガリ博士
「やっと君は理解するんだ あらゆるものが――見かけとは違うということを」

クルマがパンクして助けを求め、辿り着いたのは人里離れた屋敷。そこに幽閉されたジェーンは、自分を招き入れたカリガリと名乗る男から「遅かれ早かれ君はすべて話す」と断言される。男は何者なのか。室内の調度品や装飾の整然とした統一感も、どこか不気味に感じられる。先客たちも、どうやら自分と同じ立場らしい。唯一、親近感をおぼえるのは1人の若者だった。カリガリを問い詰めても、逆に詰問されてしまうジェーン。私って誰なの? 自分の実体を知らないのは自分自身。意表を突くドンデン返しが待っています。