オール・ザット・ジャズ
「キューブリックも 落ち込むのかな」

ヴィヴァルディの曲、シャワー、アスピリン、そして目薬。これ、ブロードウェイの振り付け&演出家ジョー・ギディオンが自らを鼓舞する朝のルーティン。さあ、ショータイムだ! 私生活はハチャメチャ。作品はダントツ。ショー=人生。ショー・ビジネスの世界にすべてを賭けた男の内面を描き、監督ボブ・フォッシーの半生記でもある作品。クライマックスの♪バイバイラブ~を♪バイバイライフ〜と置き換えて始まるシーンは圧巻。それは迫りくる死の淵で夢想する最後のショー。作品自体をショウと呼びたい傑作です。