ハリーとトント
「私は過去を覚えすぎている」「人生は不可解だ だからこそ もがく」

旅は道連れ、トント連れ。アパートの立ち退きを迫られた72 歳のハリー。終の棲家はどこにある? 愛猫と一緒に子供の家を訊ねる行程での出来事を描いたロードムービー。高齢化社会の現代、ユーモラスでシニカルなハリーの述懐には、しんみりしたり、共感したり。人生の哀歓が漂っているのに暗くないのは、ハリーが淡々としているから。そして、傍にトントがいるから。猫は飼い主をよく見てる! エンドロールのキャストのクレジットで一番大きく紹介されるTONTO。その名演技は猫好きでなくても愛おしくなるでしょう。